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【メンタル】「自制心」が弱まった時の【強い味方】とは。

「自制心」にも自信があるJUNです。

最近「自信がある」と度々宣言している気がしますが、それが大事。
#負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じ抜くこと

何事も「信じ抜くこと」は、思った以上の結果をつれてきてくれます。
#それが一番大事

本日は、そんな話題。

過去記事からも分かるように、「自制心」についてどっぷりはまって記事を量産したことがございました。

というもの、何をするにも「自制心」がないと始まらない。

ということを悟ったからです。

とはいえ、人間の「自制心」は、頑張って生きていく中で削り取られていきます。

削られ、はぎ取られて大分げっそりした「自制心」。

もちろん、回復することが可能であります!!

そんな内容をさらっと解説します。ほぼほぼ「NO自制心」で読むことができますので、このまま読み進めてくださいね。

▼ちょっとしたことでも消費されていく「自制心」とは。

いつも記事が長くなってしまうので、さっそく実験から紹介します。

心理学者のマーク・ムラバンさんらは、被験者の学生に

「酢をベースにつくられた、無理すればぎりぎり飲めるくらいの飲み物を飲ませる。」

という、この時点でめっちゃおもしろくなりそうな実験を行いました。

もちろん、ただ飲ませるだけではございません。なんと、「お笑い動画」を見た後に飲んでもらったのです。

「どういうこと?」となったと思うので、一旦落ち着いて整理しましょう。

片方のグループは、「お笑い動画を見た後に酸っぱい飲み物を飲む」よう指示されました。

そして、もう一方のグループは、お笑い動画を「絶対に笑わないで見てくださいね!」と指示をされた後に、酸っぱい飲み物を飲んだのです。

結果は、きれいに分かれました。なんと、

「『お笑い我慢』をさせられたグループの方が、酸っぱい飲み物を残す量が多かった。」

というではないですか!!

そう、「お笑い我慢」という「自制心」を発揮させられたため、酸っぱい飲み物を飲む際の「自制心」を発揮できなかったのです!!

▼「自制心」を回復するための強い「味方」とは。

さて、「笑うことを我慢する」なんていうことでも消費されていく「自制心」ですから、あなたの知らない間に着々と削られているでしょう。

しかし、ここで満を持して「強い味方」をご紹介します。

先ほどの実験の続きです。

酸っぱい飲み物を飲む際に「飲んだ量に応じた『報酬』」を用意したのです。

「結局は・・・¥。」と思った方も最後まで読んでみてください。焦りは禁物です。

実験では、「報酬額」をグループごとに変えました。

一方は、1セント。もう一方は、25セントにしたのです。

ここで、おもしろい実験結果が出ました!なんと、

「25セントを提供された『お笑い我慢』グループは、笑いを我慢しなかったグループの被験者と同量の酸っぱい飲み物を飲んだ!」

というから、驚きです!!

なんと、失った「自制心」を「報酬」が回復させたのです!!

というと、「結局・・・¥¥¥」という結論になりそうですが、ちょっと違うのです。ここで大事なのは、

「報酬が自制心を回復したのではない!!」

ということ、もっと言うと、

「報酬がモチベーションを高め、失った自制心をカバーした!!」

ということなのです。
#それが一番大事

そう、何でもかんでも「報酬」を与えれば良いと言うことではありません。でも「自制心」を働かせたい場合は、お金も含めた、

「自分のテンションが上がるご褒美を用意しておく!」

ということが、失った自制心をカバーするポイントなのです。

ぜひ、「自制心」をすり減らした後には、心躍るようなご褒美を準備しておこうではありませんか!

▼まとめ。

本記事では、「自制心に頼りっきりはよくないよ!」という内容をまとめました。

かと言って、いっつも「ご褒美漬け」でもいけません。

「自制心」は筋肉と同じで、鍛えられるもの。

日々の生活の中で敢えて負荷をかけていく価値のあるものです。

しかし、負荷をかけすぎてもよくないのは自明の理です。

必要に応じてモチベーションを高め、「自制心」を助けてあげてくださいね!


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