「目標」をもった子どもになる有効な手立てとは。
「子どもと大人が夢を共有する居場所」づくりをしているJUNです。
先日、我がクラスに元オリンピックアスリートが来てくださり「夢」についてお話をしてくださいました。
それはそれは、涙もののお話で、子どもたちも影響を受けたようでした。
実は、「夢」とまでいかなくても、「目標」をもった子どもになるためには、この「目標となる人物との出会い」が最高の手立てとなるのです。
そんな記事を書いていきますので、お子さんに「目標をもってほしい」と願っているのであれば、続きを読んでみてくださいね。
▼「目標」をもった子どもになる有効な手段とは。
まず押さえておきたいのは、「人物との出会い」です。
子どもとか大人にかかわらず、僕たちは「人とのかかわり」の中から大きな影響を受けます。
「そんなの当たり前でしょ?」と思いきや、この事実は、結構深いのです。
なんと、「人物に直接会わずとも影響を受ける」というのですから、おもしろいですよね。
心理学者のペネロペ・ロックウッドさんとジバ・クンダさんは、大学生を対象に「こらから先の10年間で、どんな目標を達成したいですか?」と質問をしました。
特に何の手立てもなく聞かれた大学生があげてきた「目標」は、それはそれは平凡なものだったということです。
#失礼
しかし、この「平凡な目標」を「望みをより高く!」した手立てがあったというのです。それが、
「ずば抜けた成果を出した大学生について書かれた新聞の記事」
だと言うのです。
そう。たとえ、「読み物」であっても、「目標設定」について影響を与えることができるのです。
ということはですよ。子どもさんに対して「より高いレベルの世界戦で戦ってほしい」と願うのであれば、”あれ”が役立つではないですか。
「ずば抜けた成果を出し人物がまとめられているあのシリーズ… …」
そう、「伝記」でございます。
もちろん、「高い目標に常日頃からコミットしている人物と行動を共にすること」でも得られる影響はあるでしょう。
しかし、そのような人物との出会いがみんなにあるとは限りません。
そんな状況であれば、迷わず「伝記」を読むように進めましょう。
そこにまとめられた人生に紆余曲折。そして、挫折からの大成功。
読み物としても優れていますが、それだけでなく、子どもさんに与えるよい影響と言う面でもピカイチなのが「伝記」なのです。
例えば、世界をざわつかせているイーロン・マスクさんが「好きな本は?」と聞かれて答えたのが「指輪物語」。
「もともと独創的な子どもだった」と結論付ければそれまでなのですが、「指輪物語」から受けた影響から独創的な人間になったという見方もできるのではないでしょうか。
なんと、「独創的なストーリ」は、「イノベーションを起こす人間の育成」に一役買うという研究もあるのです。
さらに、「ハリー・ポッター」を読んで育った人ほど、「多様性を受け入れ、偏見をもちにくい」なんて調査もあるのです。
きっと、「ハリー・ポッター」の中に出てくる人物たちが差別される姿から子どもたちが感じ取るものは大きいのでしょう。
このように、「目標とする大人との出会い」や「よりよい本との出会い」は、子どもさんの未来に大きな影響を与える可能性大なのです。
📘参考文献 #ORIGINALS
▼まとめ。
本記事では、「子どもに『目標』をもってもらいたいのであれば、人や本と出会わせよう。」という内容をまとめました。
もちろん、子どもさんの一番近くにいる大人。親御さんや先生も例外ではありません。
「夢をもってこつこつ努力する姿」や「人生を楽しんでいる姿」を見せつけてあげることで、きっと生きることへの希望となるでしょう。
ぜひとも、大人が率先して楽しもうではありませんか!
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