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「緊張」こそが、「勉強」や「仕事」へ「達成感」をもたらす理由とは。

無事に運動会を終えたJUNです。

「本当にできるのか?」というところから考え始めたため、例年通りにとはいかなかったのですが、とてもよい運動会になりました!

そして、個人的な感想としては、「例年通り」ではないからこそ、いつもとは違った「緊張感」につつまれた運動会でした。

本記事では、何かときらわれものになってしまう「緊張感」が、実は大切なんだよという話をしていきたいと思います。

緊張しいの人も、毎日に刺激がない人も、読んでみてくださいね!

▼「緊張感」と「場慣れ感」。

さて、僕たちがなぜ「緊張感」をきらうのか。それは、「緊張」をする場面を思い出してみると明白でしょう。

多くの場合、「これから先、どうなるか分からない。」とか、「うまくいくかなぁ。」と確証がもてない不安定な状態に「緊張感」はすり寄ってきます。

反対に、「もう先が見えている。」とか「100%うまくいく。」という状態では、「緊張感」の出番はありません。

さて、この両者を比べたときに、真に「満足」な状態はどちらでしょうか。

人それぞれの考え方があるとは思いますが、極端に捉えると、

「何の意外性もないような慣れた環境よりも、うまくいくか分からないスリリングな環境の方が、感情が揺れ動かされる。」

というのは、確かでしょう。

ということは、「成功」とか「失敗」とかを抜きにすれば、「僕は生きている!」という感覚をより感じられるのは、

「緊張状態にあるとき!」

ということもできます。

「いや~でも、緊張はなるべくしたくないな。」という方もいらっしゃると思いますので、次章で別の例を紹介しますね。

▼「便利さ」よりも「めんどう」を求めている?

「反緊張派」のみなさんにダン・アリエリーさんが発見したおもしろい事実を紹介させてください。

ある食品会社が新製品として、「ケーキミックス」を発売しました。

その新製品の目玉は、「とにかく手間がかからない。」という優れものでした。今までわずらわしかった行程をなんともスムーズにクリアできる工夫がされていたのです。

しかし、発売した結果は意外なものでした。

なんと、「まったく売れない。」という予想外のものだったのです。

あなたは、売れない原因が分かるでしょうか。

この原因を確かめるため、今度は、「卵を加えるというひと手間が必要なケーキミックス」を発売したところ、バカ売れ。

無事に、ヒット商品となったのです。

さて、この事実おもしろくないですか?

「手間のかからない商品」が売れず、「一手間加える商品」が売れるという事実。ここには、

「ケーキをつくるというイベントには、みんなで楽しくわいわい作業する。」

という付属品がポイントだったのです!!

言い換えると、

「何でもかんでも便利にすればよいというものではない。僕たち人間は、その手間やめんどうな『過程』を楽しむようにできている。」

ということでしょう。

ここで、「緊張」の話に戻ります。

「1~10まで手に取るように分かる慣れた職場より、毎日新しい刺激をもらえる慣れない職場の方が、仕事に対する満足感は高まる。」

ということが言えるでしょう。

もちろん、この特性が全ての人にあてはまるとは言いません。また、仕事をこなしていくうちに「慣れ」が出てきて、仕事への満足感が減少していくということもあり得ます。

しかし、「毎日に刺激がなくて退屈」という子どもさんの言葉がもしも聞かれたのであれば、それは「新しいことにチャレンジするタイミング」なのかもしれません。

ぜひ、慣れない「緊張感」に包まれる経験をたくさんさせてあげてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「あえて緊張する環境に身を置こう!」という内容をまとめました。

副業や転職が当たり前になってきた昨今。仕事を変えろとまでスパルタなことは言いませんが、同じ会社の中でも、慣れない「緊張する環境」に身を置くことは仕事への満足度を高める1つの方法です。

1度きりの人生。刺激的な毎日を送っていこうではありませんか!!




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