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「孤独の力」が大きな成果を生む理由

「好きなことで生きていく」的な価値観が生まれた頃、「いやいや、人生ってのはそんな甘くない」という意見もあったでしょう。

もちろん、それはそうなのですが、「えっ、そんな仕事ある!」と驚くような価値提供でお金を稼ぐ人たちも生まれました。

世の中はある意味”多様”になったのです。

ただ、「好きなことで生きていく」は、たくさんの勘違いも生み出しました。

子どもたちと接していると、その”勘違いの罠”にはまった考え方をしている子どもに出会います。

ただ、「それはね…」とおじさんのうんちくを始めても全く聞いてもらえないので、「そうだよね…」と無責任な受容をしているのですが…

ただ、口うるさく言わせてもらえるなら、きらきら輝く成功者の裏側、いわゆる努力の継続のような光が当たらない部分にも目を向けてほしいなぁと思っている訳です。

本日は、そんな光の当たらない影の部分の話。

外向的パーソナリティをもっている人を「キラキラキャラ」とするのであれば、内向型パーソナリティの人は「孤独な人」と言ってもいいでしょう。

もちろん、「孤独」というのは”いい意味”での孤独。僕の記事では最高の褒め言葉として扱っています。

そんな孤独な人こそ、「好きなことで生きていく」にふさわしい生き方ができる理由をご紹介。

ぜひとも、読んでみてくださいね。

▼つかいこなしたい「フロー状態」

「フロー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

簡単に言えば「集中力の極み」と言いましょうか。スポーツ界ではお馴染みですよね。

「ボールが止まって見える」とか「周りの動きがゆっくりになる」とか。

普通に考えたら「魔法なの?」と信じられない話ですが、その分野を極めた人が集中を研ぎ澄ませたことにより起きるみたい。

実は、このフロー状態。スポーツ選手に限らずに誰しも経験することができると言われているのです。

ただ、簡単に出来る訳ではなくいくつかの条件があります。

その条件について全て紹介しているといつものように記事が長くなってしまうので、その中でも「孤独な人」ならではのものを紹介します。それは、

「自分の世界にどっぷり浸ることが好きという性格」

とでもいいましょうか。

僕自身が「孤独な人」なので、良く分かるのですが、孤独の人にとって「一人の時間」はとっても貴重。

孤独な人は、集団でわいわいやったもんならその反動で、「一人でゆっくりしたい。」という衝動がわいてくる。

一人静かな空間で、ぼ~っとすること。本を読むことに最高の幸せを感じることができるのです。

ということはですよ。

誰にも邪魔されずに「好きなことで生きていく」を実践しやすい環境を選びがちという特性があるということ。

これは、まさにフロー状態に入るチケットを獲得したといっても過言ではありません。

さらに条件をしぼっていくと、

「孤独な時間に自分の好きなことに没頭すること」

により、フローを引き寄せることができるのです。

外向型は、獲得目標。いわゆる「他者から見てうらやましがれるような成果」を得ることに喜びを感じます。それに対して孤独な人は、「自分の中で満足できる達成目標」を求める。

簡単に言うと、「他者の意見に左右されず自分の世界観を構築することに喜びを感じる」ということ。この目標達成思考が、まさにフローに適しているのです。

フローを発見したミハイ・チクセントミハイさんは言っています。

「フロー状態になると仕事を続けることだけを目的として、何日もぶっとおしで働くことができる」

と。

これは何を意味しているのかと言うと、孤独な人は、「自分のやりたいことをやること自体がモチベーションとなり、行動していること自体が報酬になる」ということ。

まさに自分の世界に浸ることに向いている。これはもう、「フロー体質」といってもよいでしょう!!

▼まとめ

本記事では、「孤独な人は、その特性を活かしてフロー状態に入ることができるよ!」という内容をまとめました。

どんな性格も活かしよう。

どんな性格にもネガティブがあれば、ポジティブもあるのです。

大切なのは、その両面をしっかりと受けとめ、自分が適した環境を選び取るということなのです。



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