【睡眠】「睡眠」を充実させる5つのポイント
人生を充実させるには、「睡眠」から目を逸らすことはできません。
ということで、本記事では「充実した睡眠時間を実現するためのポイント」を5つ紹介します。
先にお断りしておきますが、「習慣」ですから、一朝一夕で実現するものではございません。
人生を長期的に見た時に睡眠習慣を整えるということは、間違いなくメリットしかないのです。
ぜひとも、本記事をお読みいただき、お子さんと共に取り組んでみてくださいね。
▼充実した「睡眠」を獲得するための5つのポイント
【ポイント1】充実した睡眠のきっかけは「入浴」から
充実した日でも、うまくいかなかった日も、その日のラストを飾るのは睡眠であることは間違いありません。
そんな1日の終わりだからこそ、充実させたいですよね。
そのきっかけとなるために、こだわるべきは「入浴」なのです。
というのも、ぼくたちの体には、体の中心部の体温である「深部体温が下がると眠くなる」という特徴があります。
逆に、活発に活動をしている日中は、体の中心部に血流が集まって深部体温は高くなっているため、眠気に襲われない訳です。
だからこそ、「充実した睡眠」を実現するには、「深部体温を下げる」というきっかけをつくる必要があるのです。
そして、そのきっかけをつくってくれるのが「入浴」なのです。
入浴により深部体温をいったん上げて置き、その上がった体温が少しずつ皮膚の表目から発散されて深部体温が下がっていく。
この「下がっていく」ときに、おねむになるというカラクリなのですね。
ということは、寝る直前に入浴するというのはちょっと都合が悪い。
目安として、「寝る90分前くらい」に入浴するのがよいでしょう。
【ポイント2】スマホやタブレットを制限する
充実した睡眠の最大の敵といってもよいもの、それが「デジタル端末」でございます。
「ブルーライトが睡眠を妨げる…」なんて話は聞いたことがあるでしょう。
ブルーライトの強い刺激によって、睡眠に必要なメラトニンの分泌がおさえられてしまい、充実した睡眠が妨げられてしまうのです。
スマホの恐ろしさは、寝室に持ち込むだけで睡眠を阻害してしまうほど影響力をもっているということ。
「タイマー機能で起きるから…」という方は多いとは思いますが、睡眠にこだわるのであれば、入浴と同じく就寝90分前には使用を止め、手の届かないところに置くことをおすすめします。
ちなみに、勉強も睡眠も「専用の部屋を決める」ということは効果的。
何事も意識は大切ですからね。
「この部屋は、寝るための部屋」という意識をつくるためにも寝る前スマホは制限していきましょう。
【ポイント3】寝る前に運動をしない
充実した睡眠を実現するため「運動」は欠かせません。
ただ、睡眠直後に運動をすると、充実した睡眠が妨げられることは言うまでもありません。
「深部体温を上げるために運動もいいんじゃない?」という意見も聞かるとは思うのですが、運動は別の難しさがあります。
確かに、運動によって深部体温を上げ、入浴をからめつつ睡眠に入っていくというのは素晴らしい導入です。
しかし、あまりにも運動負荷が大きいと、脳が冴えてしまうという睡眠と真逆の方向へ行ってしまうかもしれません。
日中に眠気を感じた時は、「適度な運動をすることで脳が冴える」なんて聞いたことがありますよね?
この状態を夜の睡眠前につくりだしてはいけません。
だからこそ、運動をするのなら少なくとも3時間前までには終わりにし、後はゆっくりと深部体温を下げていくよう心がけましょう。
【ポイント4】休日も同じ生活をする
ここまで充実した睡眠時間を実現するための理想生活をつらつらと書いてきましたが、知っていてもできないのは、「毎日、決まった生活を送ることができるとは限らない」という生活スタイルの難しさがあります。
時に、仕事が立て込んで睡眠が削られることがあるでしょう。
時に、体調を崩して一日中寝ている時もあるでしょう。
そんな不測の事態があるからこそ、「理想の生活習慣の実現」は難しいのです。
ただ、そんな不規則な生活に一筋の希望を見出してくれるのは、「ぼくたちの生活はいつでもリセットできる」ということ。
実は、「ぼくたちの体内時計は1日24時間ではない」と言われていて、少しずつずれていく。
長期休みになると少しずつ昼夜逆転現象が起きるのは、人間の体がそのようなシステムになっているからなのです。
しかし、この「体内時計のずれ」をリセットしてくれるのが、「日の光」なのです。
だからこそ、少しぐらい生活習慣が乱れたとしても、「朝起きる時間を大きく変えない」ことがポイント。
これは、休日も同じ。
「今週は疲れたから休みの日くらい寝ていよう。」
「昨日徹夜だったから、半日寝ていれば元に戻るだろう。」
という作戦は、逆効果になる可能性があるのです。
充実した睡眠を実現するために意外と大切なのは「休日の過ごし方」なのです。
【ポイント5】睡眠を意識した生活習慣
最期のポイントは、ざっくり大枠ですが、「睡眠を意識した生活習慣をつくる」ことにあります。
何事も人生はトレードオフ。
何かを手に入れようとすれば、何かを手放さなければなりません。
そんな残酷な現実に対して、ないがしろにされがちな選択が「睡眠」なのです。
・仕事で成果をあげたいから睡眠時間を削る
・友達と充実した時間を過ごしたいから睡眠時間をけずる
・自分の趣味の時間が楽しいから睡眠時間をけずる
などなど。
当たり前ですが、誰しも1日24時間しかありません。
そう考えると、「時間」という超絶貴重な資源を「楽しい時間」や「キャリアアップの時間」に使いたくなる気持ちは分かります。
しかし、その選択を「睡眠時間」に変えたとしてたら、
もしかすると、
・仕事効率がアップしてさらなる成果が出る!
・いつもより優しく接することができてより仲が深まる!
・新たな趣味の楽しさを発見!
なんてことがあるかもしれません。
リアルな話、睡眠不足は仕事効率を下げますし、人間関係も破綻に追い込むことが分かっています。
メンタルが落ち込み、それまでは楽しめていた趣味も楽しめなくなってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、「睡眠」以上に重視するものはないのです。
▼まとめ
本記事では、「充実した睡眠時間を実現するための5つのポイント」を紹介しました。
ぜひとも、ご自身の睡眠スタイルを見直し、より人生が充実するよう睡眠にこだわってみてくださいね。
ちなみに、「睡眠」と同じくらい大切な「食事」。
こちらに「食べない方がよいもの」をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。
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