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【新学期】スタートダッシュを決めたい君へ!保護者がすべきアドバイス。

4月は、新しい出会いの始まり。花は咲き誇り、虫たちは踊り狂う。そんな希望に満ち溢れた季節。若かりし頃のJUN少年にとっては、恐怖しかありませんでした。もう全てが恐怖。新しい先生や友達との出会い。新しい教室。新しいルール。全てが新しくなってしまうことへの恐怖。

そんな、怖がり屋の少年も大人になるにつれて4月の恐怖を乗り越えたと思っていたのですが、よくよく考えてみると、

「立場が変わったから怖くなくなっただけではないか。」

と思い至りました。具体的に言うと、「先生が何を言い出すのか、何を求められるのか分からない「子ども」から、主導権を握った教師という立場の「大人」になったことで、見通しをばっちりもつことができまたこと」によって、恐怖が減少していったのではないかと思い至ったのです。その考えが正しければ、子どもたちに「見通し」を提示できれば、僕と同じような子どもが救われるかもしれないと思うのです。そこで、今回は、どこの学校でもどんな教師でも絶対にやるであろう鉄板活動を紹介します。そして、教師がその活動をどのような目的で行っているのかを書こうと思います。
・新しい環境に対して不安になってしまう。
・4月からスタートダッシュを決めたい!

というお子様には、記事の内容から事前に対策をすることで、いつも以上にスムーズな進級につながること間違いなしです!

新しい環境に立ち向かうために、大切な考え方。

大前提となるのは、「気持ちのもちようが全て!」ということです。人間は、「自分」という存在を「自分」でつくりだしています。ポジティブな考え方であれば、正確もポジティブですよね?新しい環境に立ち向かうためものすごく大切な考え方は、

「私は、頑張れば成長できる。そして、何事も成功できる!」

と、自分自身を強く信じることが大切です。例え苦手なことがあったとしても、「あきらめずに挑戦すれば、私の成績は必ずアップする!」という思いをもって臨むことができるよう、声かけをしましょう!

このメンタルを前提として、教師から与えらえれる試練を乗り越えていきましょう。どこの学校でも与えられるであろう試練は、次の4つです。
①自己紹介
②自己紹介カード
③当番活動
④係り活動

①自己紹介の乗り越え方。

自己紹介を求める教師の意図は、

■ 名前と顔を一致させたい。
■ 好きなものを聞き出して、接点をつくりたい。

というものです。自己紹介には、自分が受けもつ学級にはどのような子どもがいるのかを把握したいという目的があります。ここで、子どもにアドバイスするべきことは、たった1つ。

「とにかく元気な声で、自己紹介しよう!」

だけでOKです。教師として、「子どもとの出会いの場を大切にしたい。」という思いもありますが、時間がかかる自己紹介は求められません。40人が自己紹介をして40分かかってしまったら、教師も子ども耐えられません。現実的に考えると、じっくりというよりは、テンポよく進んでいきたものです。教師としても覚えていることができる情報も多くなく、主観的な印象が大部分をしめます。ここで、「元気な声で明るい。」というよさは、強く印象に残ります。スタートを決めたいのであれば、最初の自己紹介で、とにかく元気な声を出すこと!これに尽きます!

②自己紹介カードの乗り越え方。

自己紹介カードを書くのもお決まりの流れです。「自己紹介したのに自己紹介カードかよ!」という気持ちも分かります。しかし、教師の意図を察すると、自己紹介では表現できなかった細かい情報を仕入れたいという希望も分かります。書き入れてもらうことで好きなものを把握でき、明日からの学級経営をじっくりと考えたいのです。ここでスタートダッシュを決める方法としておすすめするのは、たった1つ。

「とにかく、字をきれいに書く。時間があったら色を塗ろう!」

ということです。基本的なことですが、意識をしないと丁寧な字は書けません。例えば、たくさんの情報をぐちゃぐちゃに書くより、好きなもの1つだけをイラストつきで描かれている方が、しっかり取り組んでいる感が出ます。さらに、周囲が明るい色で塗られていたらどうでしょう。子どもが下校した後、壁に貼られた自己紹介カードを見ながら教師は、「むむっ!なかなかやるな!」とつぶやかざるを得ません。

③当番活動の乗り越え方。

きっと予想するに、①②は、初日に行われるはずです。ここから書く、③④は、初日ではないですが、教師としても重要視しているポイントですので、ここで活躍をして4月のスタートダッシュを決めましょう。「当番活動を決めるよ。」と子どもが言い出したら、親としてアドバイスすることは、

「とにかく、自分が無理せずできることにしよう!」

の1点です。多くの教師が、「子どもに役割を担ってもらうことで、学級の一員感を出す。」という目的のもと「一人一当番」なるものを実施する可能性が高いです(僕はやりません。すみません)。4月は、子どもたちみんな気持ちを新たにやる気高めなので、ついつい背伸びをして欲張ってしまうのですが、その気持ちが沈静化した時が地獄です。やっていないことを注意され、やらなければならない当番が面倒くさくなるという構図。このような、負の遺産を残さないためにも、当番活動は、自分のルーティンの中で自然とできるものが良いです。悪い例として、「電気をつける当番」になった子どもが、学校に登校する時間が遅めのため、いつまでも電気がつかないような矛盾した設定になってしまうことがあります。自分の生活スタイルを無理に変更しないとできない当番は避けるようアドバイスしてあげましょう!

④係活動の乗り越え方。

最後の強敵は、「係活動」です。これは、もしかすると4月中に決まらないかもしれません(僕なら、子どもが「やりたい。」と言い出してから考えます。すみません)。ここで、親としてアドバイスしたいことは、

「とにかく、自分がやりたい係活動にしよう!」

ということです。係活動は、教科指導の中ではできない自己実現が達成できる場です。ぜひ、自分が好きなことにとことん挑戦し表現者を目指しましょう。もちろん家庭とも連携しやすいので、親としても応援できることがたくさんありますので、自分のレベルアップを目指す手立てとして活用できるものを選びましょう!

4月は、とにかくチャンスばかり!

これまで、新しい環境に不安を覚えがちな子どもや、スタートダッシュを決めたいと思っている前向きな子ども向けのアドバイスを書いてきました。「4月」というプレッシャーに慄いていた僕だからこそ言えることは、「見通しをもつことで、不安を打ち消すことができる。」ということです。ここまで読んできて、「ちょっと先生を意識し過ぎじゃないか。」と思われた方もいるでしょう。しかし、担任の先生は、十分気にしなくてはなりません。教師から気にかけてもらい、プラスのフィードバックがあってこそ、学校生活がうまく回り出します。よほど「自分」確立していて、「他人なんか関係ないね。」と振り切れている場合は我が道を進んで行けば良いです。しかし、そうでない場合は、自分の努力を教師に認めさせ、称賛された経験を次へのエネルギーにするこどで、貴重な一年間を成長につなげることができるのです!

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