迷った時、自分の思考整理に役立つたった1つの質問とは。

公教育は、変化の遅いことで有名ですが、最近の学校は、ぐいぐい変わってきていると感じています。

そもそも、「自分が小学生だったときと同じスタイルで教える」ということ自体、先生側が違和感を感じる必要があるでしょう。

そんな思考停止から脱するたった1つの質問を話題としていきますので、さらっと読んでみてくださいね。

▼求められるスキルも変化したよ

社会の急速な変化と共に、社会人として求められるスキルも大きく変わっております。

試しに、1950年代に求められていたスキルと、2020年になって求められるようになったスキルを比べてみましょう。

1950年代には、
・速く、長時間働く能力
・細かいことや指示を記憶する能力
・算術計算

だったのに対し、フォーブス誌による2020年に求められるスキルは、
・複雑な問題解決能力
・批判的思考
・創造力
・マネジメント力
・コミュニケーション能力
・心の知能指数(EQ)
・革新的な考え方や独立性
となっております。

きっと、子どもと関わる機会のある方であれば、現代の企業が求めるスキルについては、お馴染みでしょう。

そして、お馴染みの見解となりますが、「学校教育が、これらのスキルを育成する環境になっていない」ということもセットで語られます。

だからこそ、教師を含めた大人たちが、自分たちから学び直し、本当に子どもたちに必要な教育を整えてあげる必要があると僕は思っています。

そんな場所がこちら。

と、宣伝を挟みつつ本題です。

言うは易しで、本当に難しいのは、「大人たちが、自分たちも受けてこなかった教育を創造しないといけない」ということ。

若干大げさに書きましたが、社会のゲームチェンジに合わせて、教育のゲームチェンジを進めなくてはなりません。公教育として整備されるのには時間がかかりますからね。

ただ、「何をしたらいいのか分からない?」と立ち止まってしまうときもあるでしょう。

そんなときこそ、「問い」を自分自身に対して発してみてください。

▼思考整理に役立つ「問い」とは

これは使える!と発見した「問い」とは、スタンフォード流究極の質問である、

「もし制約がなかったら?」

というもの。

この「問い」は、最高の教師であるラリー・キューバンさんが提唱しているもの。
#世界最高の教室

僕のように思考弱者は、思いついたアイデアをどんどん頭でっかちに広げてしまいます。もちろん、発想を広げることはよいのですが、必要以上に”決めごと”をくっつけすぎてしまう。

そのうちに、自分で自分の思考をしばって重くしてしまい、身動きが取れなくなってギブアップ。

そんなのもったいないじゃないですか。だからこそ、身動きが取れなくなったときほど、「制約がなかったら?」と自分自身に「問いかけ」、重い荷物をいったんおろしましょう。

そして、余計な荷物をおろしきったところに、「本当に自分がやりたかったこと」が転がっている。

それを拾い上げ、再度、チャレンジを始めればよいのです。

人間は、知らず知らずの間に制約をつくってしまうもの。僕自身、かなりイレギュラー教師であると自負していても、まだまだ「前例」にしばられていることに気づかされます。

数日前に、この動画を見て、「たしかに!」と思わされました。

漢字スキルなんて、これっぽっちもバージョンアップしようなんて思っていなかったな。

みなさんも、ときに「もし制約がなかったら?」と問いかけ、働きやすい環境を整えてくださいね。

▼まとめ

本記事では、「たまには立ち止まって問いかけよう。」という内容をまとめました。

凝り固まった思考をほぐす方法の1つは多様性。まったく違った立場の人と話すことも大切です。

少しでも教育に興味がありましたら、このメンバーシップでざっくばらんに意見交換しましょう。

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