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【勉強法】「グループ学習」の本当の「価値」とは。

「すべて自分でやろうとしてしまう」ところは改善点だと自負しているJUNです。

どうしても手を出したくなってしまうのです。

もちろん、できるのならそれもまたよし。しかし、「時間」に限りがあるのはまた事実。

本日は、そんな話題。

この世の中において、「一人」で解決するプロジェクトというのは驚くほど少ないものです。

「世紀の大発見」や、暮らしを一変させた「テクノロジー」。おいしい「食事」や快適な「住まい」等々。僕が手を出せない部分を、誰かがになってくれているおかげで、生活が豊かになっているのです。

「急に壮大な話を・・・。」と思うでしょう。

しかし、これは、学校生活の中でも必ず通る道である「グループ学習」の成果であるといっても過言ではないのです。

では、「グループ学習」の際に意識したいことをざっくりまとめましたので、子どもさんにもシェアしてあげてくださいね。

▼「グループ学習」の本当の「価値」とは。

言うまでもなく、学校では、学習形態の一つとして「グループ学習」が取り入れられています。

「じゃあ、それぞれのグループで活動しましょう。」という指示を出すと、高学年にもなれば、

「じゃあ、俺は、〇〇を調べるよ!」

「じゃあ、私は、模造紙にまとめようかな。」

というような「役割分担」をする姿を見ることができます。

実は、この「役割分担」というのが、「グループ学習」には非常に大切なのです。

冒頭でも書きましたが、「グループ学習」の価値というのは、

「一人ではできない成果を残すことができる。」

ところにあるわけです。

共通の「テーマ」であっても、一人一人が違った切り口で調べることで、次に集合したときには、「人数分の情報が集まっている」というところが「グループ学習」の素晴らしさですよね。

さらに、技能面でも「役割分担」は大切。

情報を「取捨選択」して「レイアウト」を決めるのが得意な子どもがいれば、「イラスト」に才能を見いだす子どもや「文字」を見やすく書くことができる子どももいることでしょう。

このように、「グループ学習」で意識すべきことは、

「一人一人がどのように活躍することで、個人では到達しえない高みまで登りつめることができるのか。」

ということなのです。

しかし、「グループ学習」ならではの難しさもあるのです。

それが、

「自分の役割を見つけ出せないこと。」

「グループ」とはいえども「個人の集合体」ですからね。

そんな「価値」をはばむのが、

「他人任せになってしまう。」

という”あるある”です。

きっと、経験がある方もいらっしゃると思うのですが、「グループ」の人数が増えれば増えるほど、「個人」の責任は少なくなり、「任せる」という選択をとりがちになります。

もしかすると、「任せっきりにするつもりはないんだけど、自分に何ができるか分からない。」という状態があるかもしれません。

とうことは、振り出しに戻りますが、まずは、

「自分の目的意識をもって活動すること。」

という基本的な部分を伸ばす必要があるということでしょう。

やはり、モチベーションをもった「個人」が集まることにより、「集団の学び」が高まるのです。

▼まとめ。

本記事では、「やっぱり、自分が何をしたいかが大事!」という内容になってしまいました。

子どもさんによっては、「みんなでやったほうが何か安心。」というスタンスをもっている場合もありますよね。

もちろん、「グループ活動」は「楽しさ」や「安心感」をもたらしてくれるでしょう。しかし、注意すべきは、「学習効率」を下げるという結果。

ぜひ、「グループ学習」だからこそ、「自分は何がしたいのか。」という気持ちをもてるよう支援してあげてくださいね。


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