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よい「孤独」と、わるい「孤独」の見分け方

「不登校の教科書」をリリースし、次は「孤独の教科書」を出版しようとこつこつ書き出めております。

書きながら気づいたのですが、孤独のよさを紹介して、孤独に対するイメージをもっとポジティブにしたいという野望を叶えるのであれば、まずは「よい孤独」と「わるい孤独」の区別をしておくべきですよね。

ということで、本記事では「孤独と言ってもよしあしがあるよ」という内容となっております。

「孤独の教科書」の「はじめに」に付け足す内容となっておりますので、いつもより若干短くなっておりますがご容赦ください。

ぜひとも、このまま読み進めてくださいね。

ちなみに「不登校の教科書」をまだダウンロードしていない方はこちら👇
不登校をメリットに変えるための方法を浅く広くまとめました!


▼よい「孤独」と、わるい「孤独」の見分け方

一般的に「孤独」と聞くとネガティブイメージでとらえられますよね。そのイメージは正しくて「わるい孤独」に囚われると、ありとあらゆる健康被害になる確率が上がり、寿命が縮むということが知られています。

しかし、「よい孤独」は、心身の安定から創造力アップなど、様々なメリットがあるのです。

そこで気になるのは、「孤独のよしあしはどのように決まるのか?」ということ。

そのヒントが「#孤独の達人」に書かれていました。

著者の諸富祥彦さんは、孤独を「社会的孤独」、「選択的な孤独」そして「深い孤独」の3つに分類しています。

この3つを若干乱暴ですが、大きく分けて2つに分類してみましょう。

その区別の仕方は、「孤独になることを自ら選んでいるかどうか」という基準です。

もっと言うと、「満たされていない孤独は健康被害方面のネガティブ孤独」であり、「自ら孤独になることを選択し、孤独になることを意識的に行っている場合はポジティブ孤独」と言ってよいでしょう。

満たされていない孤独とは、大方「比較」からやってきます。

例えば、友達の数。「私は友達の数が多いから孤独じゃない」といった量で判断することは大変危険です。

なぜなら、友達の数が少なかったとしてもその”つながり”が深ければ人間関係で孤独を感じることはないからです。

むしろ、量で考えているからこそ、孤独を呼び込んでいるのでしょう。足るを知るを実践できなければ、どこまでいっても孤独感は消え去らないのです。

一方、「よい孤独」は「自分で選んで孤独の時間をつくっている」という主体的な選択がポイント。

この「選択」という行為は、何も孤独だけではありません。「自分で選んで決めた」という前提は、人生を輝かせるために必要不可欠なのです。

▼まとめ

本記事では、「孤独には、よしあしがあるよ!」という内容をまとめました。

最近では、イギリスが国レベルで孤独対策をしていくことを決め、「孤独担当相」が任命されました。

もちろん、日本も他人事ではありません。むしろ、孤独は無視できない程に広がりつつあります。

そんな世の中において、コミュニティの重要性が再び高まっていますが、「孤独」について正しく理解して使いこなすことも学ぶべきだと思うのです。

ぜひとも、「孤独の教科書」を楽しみにしていてくださいね。


▼地域の孤独を解消する「ピースカフェ」というコミュニティ

とはいえ、社会問題となっている孤独を放っておくこともできません。

僕たちは、「不登校」という子どもを中心とした問題から、「孤独」という大人の問題まで、幅広く解決できる可能性を秘めた地域の居場所を運営しています。

6月3日にオープン仕立ての「ピースカフェ」。

「子どもと大人が夢を共有できる地域の居場所」をコンセプトとして活動を進めています。

ぜひぜひ、メンバーシップへご参加いただき、進捗状況を知りつつ応援していただけると嬉しいです。

もちろん、カフェスタッフとしてリアル参加も大歓迎。

興味がある方は、DMお待ちしております!!




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