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心を込めることについて

先日会った友人の話

この間、おむすび屋さんに行ったの。
心を込めて握るっていうのがコンセプトらしく、お客さんの目の前でおむすびを握ってくれるんだけれど、本当に「心を込める」っていう感じに、何度も何度もギュッギュって、握るのね。
それを見ていたら、何だか気持ち悪くなっちゃって…。
お店の人はお客さんのことを思って、「美味しくなりますように」とか「このおむすびを食べて、お客さんが幸せになりますように」とかの願いを込めてくれてるんだろうけど、何か重いものを感じちゃって…。
念が強すぎるというか…。
逆に「思いなんか込めないで、サラッと軽く握ってほしい」って思っちゃった。
(「思い」と「重い」、同音異義語だあ)←私の声

おむすび屋さんでの情景を想像したら、私も友人の話に共感を覚えた。

「心を込める」って、一見良いことのように思えるけど、そうでない場合もあるんだなあと、気づかせてくれたお話でした。


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