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☆今日で1年☆

 3月13日。今日で大阪の某訓練施設に入所してから丁度1年になる。
 結局この1年間1度も実家に帰省していない。今までにも京都、埼玉、群馬といろいろなところに住んできたけれど、1年も実家に帰っていないことはたぶんなかったと思う。それだけこの施設の居心地が良いということなのかもしれない。

 いやあ、本当にあっという間の1年だった。
 適応障害と過敏性腸症候群での自宅療養という名の数年間のひきこもり生活を経て、そこから地元を離れて寮生活を始めたのは10年ちょっとぶり。
 当初はここでも周りに馴染めなくて3か月、どんなに長く持っても半年でやめるんだろうと、親はもちろん私自身もそう思っていた。それがまさか1年も続けることができたとは、入所当初の自分からしてもビックリである。

 この1年大きく体調を崩すこともなく、ここまで心身共に比較的健康でやってこられたのも、良い意味で付かず離れずの距離感を保てて、でもその一方で、お互い何かあった時にはすぐに相談しあえる利用者仲間、そしていつもこちらの話を否定することなく、こちら側の考えを尊重してくれて寄り添ってくださるスタッフさんたちのおかげである。

 そしてこの1年で特に大きく変わったと思うのは、少しずつではあるが、20代の頃のように、また一人で外出ができるようになったことである。
 銭湯や買い物や定期通院など、自分の用を誰かに頼まなくても自分が行きたいと思う時に一人で出られるようになったことは、とても大きな成鳥だと思う。しかし電車やバスなど公共交通機関の一人での利用にはまだ少し不安があるので、そこがこれからの課題の一つかもしれない。

 昨年11月から始まった施設の修繕工事の状況と、それによる生活環境と体調の変化によって、今後どうなるかは分からないけれど、順調にいけば今年の9月末で施設での訓練が終了する予定である。施設を退所してからは、地元には戻らず、大阪で一人暮らしをしながら、この施設の系列の作業所に通いたいと考えている。
 これからの数か月は自分の進路に向けて本格的に動き出すことになると思う。
 丁度昨日担当のケースワーカーさんとのモニタリング(面談)があって、早速5月から作業所の見学や実習に行こうということになった。その後は部屋探しなど、自分にとって初めての経験ばかりでバタバタとあわただしくなりそうである。
 それでも今後も無理しない程度に、自分の体と心と相談しながらぼちぼちやっていけたらと思う。そしてこれからも施設での生活について、できる限りここnoteで発信していけたらと考えている。
 改めまして皆さんこれからもよろしくおねがいします。♪

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