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【新卒】学生さんの不安を解消したい!~重症心身障害児、医療的ケア児が通う施設で働くということ~

こんにちは🍉新卒入社2年目、社会福祉士のはまのです。


もう7月も中旬。リハテーラーに通われているご利用者様ももうすぐ夏休みに入ります!夏休みはご利用者様が通常の放課後の時間よりも長い時間リハテーラーで過ごされるので、私自身も一緒に楽しみつつ、子どもたちの成長に寄り添っていきたいと思っております!


私の最近のお仕事についてですが、現場での児童指導員として子どもと関わっているのはもちろん、福祉業界の企業が集まる合同説明会に参加したり、弊社のインターンに参加いただいた学生さんとお話させてもらったりと、学生さんと直接コミュニケーションをとる機会も多くいただいています!

このような就職活動関連のイベントを通して、弊社に興味を持ってくださった、多くの学生の方とお会いできることはとても貴重な時間であると感じています。

実際に学生さんとお話しする中で、お仕事に関する質問を受けたり、業務内容を知った上で学生さんが感じたことなどをお聴きしたりすることがあるのですが、その中で特に多く聴かれるものが、【重症心身障害児、医療的ケア児と関わること】についてです。

「私でも大丈夫ですか?」「大変そうだと思いますが想像がつきません。」「これまで重症心身障害について勉強してこなかったので…」など、様々な声を耳にしました。
障害福祉事業に興味はあるけれど、これまで重症心身障害児、医療的ケア児の方たちと関わる機会が無かったため、自分でもできるのだろうかと不安を持たれる方が多いのだなと感じました。

このブログを読んで下さっている方の中にも、そのように思われている方がいらっしゃるかもしれません。

その気持ち、とてもよく分かります。

私自身、お子様と関わる際に不安を感じることもありましたし、今でも感じる場面はあります。専門的な知識を持った医療職でないと関わることは難しいのではないかと考えることも何度もありました。しかし、医療職でなくてもできることはたくさんあるということを1年目で実感することができました。

私は入社するまで、障がいのある方としっかり関わったことはほとんどありませんでしたが、関わる上で必要となってくる知識や視点は一緒に働く先輩から間近で学ぶことができる環境があります。

加えて、外部や社内の勉強会に参加することでより幅広い知識を深めていくことが自分のさらなる成長にも繋がります。


また、弊社の事業の対象となっている重症心身障害児と呼ばれる子どもたちは、胃瘻や経管栄養による注入、吸引など医療的なケアが必要な方も多いです。

医療行為に関しては、児童指導員のため私は基本的にはできません。しかし、どのような状況になったら医療的なケアが必要なのかを把握し、必要と感じた時に看護師スタッフへ報告を行うということはできます。

報告するにあたって「気づく」スキルが重要となってくるのですが、この気付きの側面は普段、遊びや様々なコミュニケーションを通して子どもたちをよく観察している児童指導員が果たすことができる重要な役割であると思っています。
「いつもより笑顔が多い」「いつもより穏やかな表情だ」といった発見もここでは立派な気づきになります。

1年と3カ月ほど働いてみて、
ご利用者様が過ごす時間をよりよいものにしていきたいという気持ちや、子どもたちだけでなく、スタッフとして関わる自分も、スキルや知識を学び続け、成長していきたいという思いがあれば、0からのスタートでも貢献できることは間違いなく増えていくということを身をもって学びました。


これからも気付きを大切にしながら専門性を高めていくことができるリハテーラーで日々学び、良いサービスを提供し続け、子どもたちはもちろん、ご家族や社会に貢献していきたいと思っています。

読んでくださった皆様の参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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