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リハテーラーで大切にしていること(①健康について)

発達領域の理学療法士の長谷川です。

前回紹介した「リハテーラーの大切にしていること」の解説をしていきます。

今回は、健康に関することです。
まずは、その文章です。

① 子どもたちの健康を守ります
・お預かりをしている中で、健康のために必要なケアを実施していきます。
・子どもが子どもらしくあるために、健康であることを願います。
・特別な技術ではなく、日々の姿勢的ケアや抱っこの仕方、吸引のタイミングなど、本人の心地よさを保証します。


当たり前のことですが、毎日楽しく過ごすには、健康でいる必要があります。
学生の皆さんが普通に通うことが出来ているのは、健康だからです。
社会人の人が普通に働けているのは、健康だからです。
友達に誘われれば、飲み会や遊びに行ったりもするでしょう。

健康だから出来るのです。

私たちの多くが、当たり前に享受していることです。

子どもが子どもらしくあるためには、健康でなければいけません。

なんといっても子どもの仕事は、遊ぶことですからね。




これらのことは言われれば、当たり前のことですね。





健常者と言われる人も、適度な運動をしたり、食事に気を使ったりと、健康に配慮して生活している人も多くいます。
もしくは、そんなこともせずに、健康でいられる人も多いでしょう。


しかし、障がいのあるお子さんたちは、そうではありません。



そもそも、自分で自分に配慮することが出来ません。


他者に配慮してもらう必要があります。


だからこそ、我々の出番なのです。






障がいのあるお子さんたちが、健康でいられるために、健常と言われる人たちよりも、より多くの配慮が必要となっています。


その配慮のことを「ケア」と呼んでいるのです。


それは、医療的ケアと呼ばれる特別な技術のことを行うということだけではありません。


ケアとは、日々の抱っこの仕方や、ベッドでの寝させ方、車いすの座らせ方、ちょっとした介助のすべてのことです。


相手に配慮して行うことのすべてが「ケア」なのです。


そうしたちょっとした事の積み重ねが、本人の快適さとなり「健康」につながっているのですね。


だからこそ、私たちは、「ケア」の方法を学び続け、お子さんが快適に過ごす中で健康を享受できるように支援することを大切にしています。