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お粥を食べる生活

私たち姉妹は毎日同じ朝食を食べる。
それは「お粥」。
大抵の場合玄米粥だ。

お粥というと体調不良のときの食べ物というイメージも強いが、普段の生活に取り入れることで健康効果もあるらしい。

曹洞宗の開祖である道元は、修行僧の食事に関する教えを「赴粥飯法」という書物にまとめたが、そのなかでお粥の10個の効能に触れている。
肌艶を良くする、気力が増す、寿命が延びるなど、今でいうアンチエイジング効果といったところの内容だ。
昔から、お粥には身体を整える効果が認められてきたということだろう。

そうはいっても私たちがお粥を食べる理由は、健康上の理由というよりも、単純に「美味しいから」という理由が大きい。

そしてこのお粥であるが、我が家ではスープジャーでつくる。
前の晩にスープジャーに生米と熱湯を注ぎぎゅっと蓋をしておくと、翌朝にはお粥ができてるという仕組み。
このお粥の仕込みは姉任せなのだが、以下のサイトのやり方で作っているらしい。


前日の夜に姉が仕込んだスープジャーを翌朝わたしが開ける。
出来上がったお粥を小さな鍋にうつし、温めながら味をつける。

最近のお気に入りの味付けは貝出汁に卵。
蒸し鶏を作った翌日は、蒸した時に出たスープを加えて温めて蒸し鶏トッピング。
シンプルに梅だけでも美味しい。
中華だしになめこも良い。

とにかくなんでもいい。
冷蔵庫にあるもので、たべたいものをぽんぽん鍋にいれる。
洋風にしたい時には牛乳とコンソメとチーズとか。
完全にわたしの気分で味付けが決まるのだが、ベースがお粥だと不思議と失敗はない。

朝お粥を食べると体がポカポカする。
前夜に食べすぎて胃もたれをしていたとしても、お粥なら食べられる。
わたしはあまり無いけど、仮に飲み過ぎた翌朝だとしてもお粥なら食べられるだろう。

お米の優しい甘さを味わいながら、健康にも寄与するなんて最高である。
現にわたしはお粥生活を始めて1ヶ月で2キロ痩せた。

簡単で美味しくて身体に優しいお粥。
もはや私たちの生活に欠かせない存在になっている。

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