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【詩】空の一部

四角いビルの隙間から
覗くように澄んだ空
背伸びして
青色が滲んだら
空の一部になれますか
 
心を開く鍵を失くし
笑い顔だけ上手くなり
ついて来れない気持ちだけ
いつも空に預けていく

失くしたのなら壊せばいい

やさしい日差しのその声は
今日も私のどこかに響く




 


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