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【詩】鏡の向こう

瞬きほどの言葉が
落ちて響いて
狭間に消える
 
全てを含んだその痛み
長引かせないのは
あなたのやさしさ

声に出してしまったら
思い出の色を変えてしまう

無言の会話のその後に
 
鏡に映ったドアが閉まった







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