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【詩】見上げる夜景


小さな空にかかるもや
夜空を白く浮かばせて
誰かの皆の溜息のよう

探す月は
遮るビル達のその向こう

それでも
目を細めるほどに
瞬く灯り

それだけ
誰かが今日を生きてる灯り

だから
見上げる夜景は切なくて
心震えるほどに暖かい







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