自分に投資する人と他人に奉仕する人
自己投資は自分の人生を充実させるために支払う前払金だと思う。
例えば新しい知識を得ること、新しいスキルを得ること、今よりもっと綺麗になるために努力すること。そこにお金を費やすことは必ずしも必要ではなく、何より余裕がなければ難しい。
だからこそ自己投資をする時間的余裕、精神的余裕、経済的余裕がない人から羨望の目を向けられることもあるし、嫉妬に狂った人たちから傷つけられることもある。
けれど自分がより良い自分になるために費やしたお金の価値は自分にしか決めることはできない。自己投資は所詮自己満足なのだから。
人の人生に口を挟むことが得意な物好きな人も世の中に五万といるけれど、わたしは自分のために生きることが間違いだとは思わない。
しかし忘れてはならないのは、自己投資は自立の上で成り立つということだ。
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世の中には他人に奉仕することや周りに貢献することが好きだという人も一定数いる。
わたしの母のように
そのような人たちが決して見返りを求めていないとは思わない。神や仏でない限り無償の何かを人に与えることは難しいだろう、家族でさえ。けれどそんなことはどうでもよくて、感謝の気持ちやお金や自己満足が動機だって構わない。それでも他人のために動ける人たちがいる。
わたしたちはそんな人たちに支えられて生きている。
他人に奉仕できる、周りに貢献できる人たちが社会を支えている。
その事もまた、忘れてはならない。
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わたしは本当に高慢で自己中心的な人間であるし、自分は自分のために生きていると言うことができる。ライフステージが変わったら自分の価値観も優先順位も変わるかもしれない。けれど今の時点ではそう言いきれる。
それは周りに恵まれているからだ。人に支えられているからだ。
そして、もしもわたしが自分に満足できるようになれたなら、自分に諦めがついたのなら、次はわたしの番であろう。
母のような人になれる自信はないけれど、
今はまだ雲を掴むような話だけれど、
他人に奉仕できる人に
周りに貢献できる人に
ならなくてはいけない。いつの日か。
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