秋のお花とマザー牧場
コキアの紅葉とペチュニアが美しいと聞き、先週末、マザー牧場へ出かけました。
千葉県富津市、標高300mの鹿野山（かのうざん）にあります。
都心からは少々距離がありますが、最寄りの「君津駅」までは、休日であればJR新宿駅から1本で行ける特急電車があるそうです。
（7時台に1本だけあるというお話を友人に聞きました）。
・・・なのですが、早起きが苦手な私は、今回はローカル線でコトコト向かいました🤗
長時間の電車移動ですので、車内での読書が進みます。
それもまた、楽しきかな。
君津駅からはバスで約30分山道を登り、マザー牧場へ直行しました。
山を登るバスは、ワクワクします。
マザー牧場は、2008年ぶりでした。なんと10年以上ぶりです…！衝撃。
当時は菜の花の季節でした。
このたび、新たな出会い直しです😃
＊
マザー牧場を入りすぐの場所に、ペチュニアのお花畑が広がっていました😃💛
「わー！」っと、つい、つぶやいてしまいます。
明るく、濃いピンク色が美しかったなあ。
かわいいなあ。
ペチュニアのお花畑の先には、山々が見えます。
見晴らしがよく心地よいです。
暑い日差しでしたが、風が吹くとホッとします。
コキア畑も見えますねえ。
あとで、あちらも歩きましょう🎵
お花畑がとても長閑で、20秒動画を撮りました😊
秋の虫の音とともに。
しばらくしたら、晴れて青空が見えてきました。
ピンクと緑とブルーと白、物語の1ページのような眺めです🤗
陽ざしが出ると、ナカナカに暑くなります。
ということで、アイスチャンス到来です😊
ペチュニアをイメージした、「桃色ソフト」をいただきました。
かわいいですね～
美味しくいただきました。
★★★★★
次はコキアの道へ、向かいましょう。
＊
大好きなコキアです。よい感じで色づいていました。
9月にもう、こんなに色づくのですね！驚きました。
コキアの紅葉というと、10月のイメージですが。
一定方向に傾くおもしろさ。
モコモコサワサワ
丸くて可愛いです😃💛
振り返ると、ペチュニアのお花畑が見えます。
コキア、結構大きいんです。
ところで、アップで写している最中に気づいたのですが、実はこの下の写真のコキアには、虫さんが10匹近く潜んでいる様子が写っています😆
現地でも、1匹2匹・・・と数えましたが、写真をアップで観察したら、もっとたくさん、いました！
コキアの丘が美しく、27秒動画を撮りました。
途中に入っている機械音は、乗り物の動く音です。
コキアの赤って、どうしてこんなに赤いのでしょう。
マゼンタっていうのでしょうかね？何度見ても美しくて感動します。
コキアが点線のように見えて、可愛い🤗
コキアの丘から眺める、ペチュニア畑です。
山の斜面に、たくさん植えられているのだなあと。
切り開いて、この場所をつくるのも大変だったのではないかなあなどと、色々と想像をめぐらすひと時。
上の写真、観覧車の写っているあたりに、羊のたくさんいる牧場があります。
さて、どんなルートで向かいましょう。
山道を緩く登るルートを選んでみました。
日傘をさしつつ、進みます。木漏れ日の道は、歩くだけで心楽しくなります。
ビニールハウスもありました。
上の方まで登ると、さらに遠くまで見えますね。
写真を撮り忘れてしまったのですが、反対側は海を見渡せます。
みどりの牧場。嬉しい景色です😊
羊たちも、涼しい場所で休憩。
かわいいなあ。
羊たちに、えさをやることができました。
私は、えさをやっている人たちを眺めていたのですが、羊の動きも個々それぞれで面白く感じました。
「おやつ頂戴～」って、ひとの手にガンガン顔を近づける羊がいたり、
横入りしようとしてドンッって実力行使する羊がいたり、
おやつには目をくれず、散歩する羊がいたり。
そのようななか、下の写真の羊、私は心惹かれました。
この子は、ひとの手に顔を近づけ直接もらおうとするのではなく、
えさをやっている人の足元に落ちたえさを、ひたすら拾って食べていました。
確かに、人の手から直接食べている羊たちをよく見てみると、
ぽろぽろ、結構な量を地面に落としているんですよね。
それをちゃんと知っているんですね😃
器用に拾ったり、鼻息で砂を吹き飛ばして拾ったり、
争わずにお腹を満たしているこの子に、なんだか共感しちゃいました。
それぞれの生存戦略。
様々な個性の羊、いつまで観ていても飽きません🤗
・・・とはいえ、ジリジリと暑くなってきたので、すこし木陰で休みましょう。
今日の水筒の中身は、お水です。
ほのかに冷やしたお水は飲みやすいのです。生き返る～
足元にはどんぐりがたくさん落ちていました。
時々、樹の上から、バシッと落ちてきます。秋ですねえ。
特に何かしらのアクティブなことをするわけでもなく、
お花を観て、のんびり歩いたり、羊をじっと観たり、木陰で休憩したりと、
超絶ゆる～～～い感じなのですが、なんだかとても楽しい🤗
＊
そろそろ山を下りて、もとの場所へ戻りましょう。
よい景色です。目が良くなりそうだなあ。
最初に見た、お花畑とコキアも見渡せます😃
最後は、麓の牧場に立ち寄り、牛の様子を観察しました。
牛も立派だけれど、私は羊に、やはり心惹かれることを確認した日でした😌
そして、帰り際のソフトクリーム。
新鮮な生乳を使ったソフトクリームとのことで、これは、いただかないで帰るわけにはいきません！
実は写真は、てっぺんをちょっとかじってしまったものです。
食べた過ぎて、写真を撮る前に一口食べてしまいました😆
間違いない！
★★★★★
さて、2008年ぶりのマザー牧場。
久しぶりに1周歩き、記憶の断片が線になり、面になりました。
美しい花や植物と対話し、美しい景色を眺め、
緑の空間に身を置くと、美しさと嬉しさで心が満たされて、
日常生活のモヤモヤや雑念は、どこかへ行ってしまうように感じられました。「牧場気分」と名付けよう。
身を置く場所で、味わいたいことや、感じたいことが変わるのだなあと、
あらためて気づいたひと時でした。
時々意識的に、頭と心に風を通して、心地よさで満たす時間を作りたいなあと思います。
コキアはまだしばらく紅葉の見ごろが続くようです。
秋の楽しみが、少しずつやってきます。
長い日記、最後までお読みくださって、ありがとうございました😊💛
「お花を傍らに、ちょっとハッピーな日々を。」を合言葉に、花のワークショップを行っています。いただいたサポートは、ワークショップ開催や記事にアップする植物・散歩の費用として、関わる方々の笑顔へつなげていきたいです。お読みくださって、ありがとうございます。