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2019年12月29日〜2020年1月4日 雲南旅

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雲南旅⑦2020年1月3日・旅は続くよどこまでも

雲南旅⑦2020年1月3日・旅は続くよどこまでも

旅の最終日、極寒の香格里拉の夜はなんとか電気毛布のおかげで乗り越えられた。
ゆっくり9時に起きて、評判のホテルの朝食は中国式を選んでいただく。
上品なやさしい味の米線と、ここはなにより発酵食が盛んな地と思い出させてくれる漬物の美味しさが忘れられない。

最終日に向かうのは雲南省では最大規模のチベット仏教寺院、松賛林寺。

かなり観光地化された寺院…といえども、とにかく目に入る全てが新しくて、気にな

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雲南旅⑥2020年1月2日・彼女の唄ったユートピア香格里拉

雲南旅⑥2020年1月2日・彼女の唄ったユートピア香格里拉

 

旅の5日目、朝8時に香格里拉へ向け出発。

まずはタクシーで麗江バスターミナルへ。ここで詳しい記憶はないのだが大体1,000円くらいで麗江→香格里拉へのバスチケットをゲット。
待合室そばの売店で花巻を朝ご飯に買い、それを食べつつバスを待つ。

この時香格里拉への交通手段はバスか飛行機のみ。麗江の街では全然出会わなかったのに、日本人のバックパッカーも見かけた。

バスの休憩で人生初ニーハオトイ

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雲南旅⑤2020年1月1日・元旦の藍月谷

旅の4日目、2020年始まりの日がスタート。藍月谷へはバス一本で行けるということで、朝8時に張り切って出発。

街の人がダウンジャケットを着ているように、高度の高い麗江の朝は確か氷点下2度とかで、肌を刺すような寒さだった。

バス停近くの観光客向け!というよりは地元の人も来ている市場で、朝食に豆乳をゲット。(しかしフタが上手く閉まっておらず、バスの座席を汚してしまったのでした…運転手さん、すぐ水洗

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雲南旅④2019年12月31日・大理〜麗江へ

3日目の朝、大理から麗江に移動する電車は10時頃発。このホテルを決めた理由でもある評判の朝食を食べるため、はりきって8時に起床する。

粑粑、餌絲という素晴らしい郷土料理に、大好きな中国の茹でとうもろこし(身が詰まっていてとても甘い)、うまダレに浸かったきゅうり、漬物とどれもが最高の美味しさ。小さな食堂で作られた食事がシンと冷えた空気の中沁みる。

朝食を十分に満喫し、移動に備え大理站へ。ここでは

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雲南旅③2019年12月30日・古都大理を往く

おなかも十二分に満たされ、既に大理市にメロメロになっている旅一行だったが、旅程上大理観光に割ける時間は半日のみと短い。

まずは急いで大理の観光のメイン「崇聖寺三塔」へ。9世紀ごろ建てられ現存するという伝えにわくわくしながらタクシーに乗っていたら「観光には花鳥園のほうがいいよ!」とまくし立てられる。友人がかなり丁寧に断ってくれたが非常に押しの強い運転手であった…。

きっと彼は良いことをしたつもり

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雲南旅②2019年12月30日・昆明〜大理へ

2019年12月30日、旅行2日目のスタート。

早朝、シンと冷え切った空気の中で身支度し、高鉄と呼ばれる中国の新幹線に乗るため、40分ほど昆明駅までタクシーに揺られた。

高鉄は基本席を確保し乗るのがベター。今回は決済の便利さからTrip.com経由で友人に予約してもらった。

今回予約開始日(乗車日から28日前)に、席の埋まり方を見て、予約を急ぐことはないと判断したのだが、数日経つとなぜか年末

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雲南旅①2019年12月29日・旅の始まり〜昆明着

誰もが一度は訪れてみたい憧れの場所があると思う。私にとってそれが中国雲南省だった。

今年の年末休暇は長いぞ!雲南に行こう!と中国留学経験のある友人と話を決めたのは初夏の頃。

大学の先輩も誘えて航空券を取ったのが10月初旬で、Trip.comで経由ありの関空⇄昆明45,000円ほど。中国行きの便としては高いけれどLCC利用ではないし繁忙期だから多少は仕方ないかな…と思う。

旅程は大理・麗江・香

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