知っておきたい米粉のデメリット
こんばんは。
米粉パン教室“hanapan.kitchen”のこばやしです。
先日、米粉のメリットについて紹介させていただきましたが
今日は米粉のデメリットについて紹介します!
デメリットを知ってこそより活用しやすくなる!!!
ぜひ米粉を使う際の参考にしてみてくださいね。
米粉のデメリット
1.小麦粉に比べ高価格
1㎏のパン用国産小麦粉が500円程度なのに対し、
1㎏のパン用米粉は1500円程度で米粉の方が高価のものが多いのです。。。
(ただ小麦パンと米粉パンで比べると米粉の方が吸水率が高いため腹持ちがよいと言われているので少ない量でおなか一杯になりやすいかも!?)
2.小麦粉に比べ手に入りにくいことも..
近年は米粉の人気も高まってきているけど、まだまだスーパーにおいてある米粉の種類は少なく、目的によってはスーパーで手に入らないことも多いです。
そのため、通販を利用する必要があり、すぐ作りたいのにほしい米粉がすぐ入手できないなんてことも…
3.水分量の調節が必要
一言に米粉と言ってもいろいろな種類があります(詳しくは“失敗しない米粉パン作り①~米粉の選び方”をお読みください)。
製パン用米粉、製菓用米粉と一言で言っても製粉方法や粒度、でんぷんの損傷程度等の違いでメーカーによって吸水率が違います。
同じ名前やメーカーの米粉でも収穫年月日や製粉方法等により吸水率が少しずつ変わってしまいます。
そこが慣れるまで米粉の扱いが難しいところで(特に米粉パンや米粉のお菓子)、自己流やネットや本をみながら作ると小麦パンやお菓子よりも失敗しやすい原因の1つとなっています。
コツやポイントがわかれば誰でも簡単に美味しい米粉パンやお菓子が作れます♩
4.小麦パンやお菓子に比べて米粉パンやお菓子は硬くなりやすい
米粉のパンやお菓子を買ってみたけどパサパサで硬くて美味しくなかった…なんて経験はないですか?
米粉100%のパンやお菓子はお米の性質上、時間が経過するほど米粉パンやお菓子は硬くなりやすいです。
でも性質を理解し保存方法や食べ方に気を付けることで美味しく食べることができます!保存方法や食べ方については“失敗しない米粉パン作り⑤~米粉パンの保存方法~”“失敗しない米粉パン作り⑥~米粉パンの美味しい食べ方~”をご覧ください。
5.乾燥しやすい
ごはんをラップなしで置いておくとかピカピに乾燥してしまうのと同じようにお米の性質上、乾燥しやすいという特徴があります。そのため作っている最中や保存時など乾燥しないように注意する必要があります。
6.生地がまとまりにくい
米粉のお菓子を作っていて上手くまとまらずにボロボロしてしまったなんてことはありませんか?特に米粉の型抜きクッキーはこれがわかりやすく小麦粉を使ったクッキーより型抜きしにくいと思います。これは小麦粉のようにグルテンというつなぎがないからなんです!そのため、つなぎの代わりとなる材料を使うなどちょっとした工夫が必要です。
7.カロリーや糖質は小麦粉に比べ米粉の方が高い
100gあたりのカロリーは米粉374kcalに対し小麦粉(強力粉)365kcal
100gあたりの糖質は米粉81.3gに対し小麦粉(強力粉)69.0gと
カロリーも糖質量も米粉の方が高いです。
米粉パンと小麦パンで比べると
100gあたりのカロリーは米粉255calに対し小麦パン(食パン)260kcal
100gあたりの糖質量は米粉50.4gに対し小麦パン(食パン)44.3g
米粉は強力粉よりも吸水性が高いため米粉パンの方が水分量が多く、粉の割合が少ないためカロリーは米粉パンの方が少なくなっています。しかし米粉はお米からできているため小麦パンにより高めです。
でも!!「米粉パン+○○」を一緒に食べるように意識することで改善します!
長くなってしまうのでまた書きますね!
デメリットを知ったうえで米粉を使うことで失敗も少なくなりますよ★
最後までお読みいただきありがとうございます。
米粉パン教室“hanapan.kitchen”
栃木県宇都宮市
『美味しくて食べたいから食べる米粉パン作り』
心と体が軽くなるお教室
小麦パン大好きだった私が毎日作る米粉パン
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こだわりの米粉パン&焼き菓子 販売予定
4歳.1歳のママ
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