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生徒との雑談に困った時の対処法

こんにちは。

今日は、「生徒との雑談に困った時の対処法」について私なりのやり方を書きます。

「生徒に話しかけたいけど、会話が続くか不安」
「『そうなんだ〜』しか返せず、会話が詰まってしまう」

そんな思いを抱えた先生の参考になれば嬉しいです。
教員ではない人も使えます。


流れとしては、

生徒から話を引き出して、
自分(教員)の得意な話題になったら喋る

です。

では、具体的にどうしていくか。
それには、5W1Hを活用しましょう。

①生徒の話題に、5W1Hで質問していく

例えば、「趣味はギターです」と生徒が言ってきた時について考えてみましょう。

5W1Hを使うと、次のように質問できます。

when:「いつからやってるの?」
where:「どこで弾いてるの?」
who:「誰とやってるの?」
what:「どんな曲を演奏するの?」
why:「ギターを始めたきっかけは?」
how:「どうやって練習してるの?」

「趣味はギター」ということに対して、少なくとも6つの質問はできるようになります。

このままギターについて掘り下げて質問をしてもいいし、
「どんな曲を演奏するの?」で引き出した曲名について、
また5W1Hで質問をしていけば話題は尽きません。
(「誰の曲?」「なんでその曲が好きなの?」など)

②自分の得意な話題で喋る

色々な質問をしながら、自分が得意な話題につなげていきましょう。

先ほどのギターの話題でいえば、
「自分も楽器をやっている」、「好きなバンドが同じ」などです。

ギターには全く共通点がなかったとしても、生徒がギターをやり始めたのが中学生の時だったとしたら、自分の中学の時の話をするのはいかがでしょうか。

大切なのは生徒に語らせること

自分の話をするのって楽しいし、
それを聞いてくれる人がいると嬉しいですよね。

会話においては、相手(生徒)にとって気持ちいい状態を作り出すのが一番大切だと思います。

最初から共通点が見つかって、自分(教員)が語るのもいいですが、
やはり学校の主役は生徒なので、私は自分が話しすぎないように気を付けています。

コミュニケーションの基本は「聞くこと」だとよく言われます。
コミュニケーションを取ろうとすると、どうしても「自分が話さなきゃ!」と焦ってしまいますが、
それが苦手なのであれば、相手が話してくれるようにすればいいだけです。

そして生徒の話に相槌を打ち、
「この先生は自分の話を聞いてくれる人なんだ」と思ってもらえれば、
少しずつ信頼してくれるようになるのではないでしょうか。

よかったら試してみてください。

おわり。

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