想像力を羽ばたかせる【AIと一緒に読書感想文を書いてみたら、私の決意表明になった話】
1. Bardさん、ちょっと聞いてください
「Bardさんって呼んでもいいですか?」
「読書感想文を書きたいのです。手伝ってくれますか?」
「書籍『できる人の考え方のルール』について、150字以内でまとめてくれる?」
「そうそう、そういう本だった。私は『ルーティンを崩す訓練をする』っていう話が好きだったな。毎日決まった生活パターンになりがちだからね」
「ありがとう。じゃあ、今日はまた別の本を読んで脳を刺激してから眠ることにするよ。私はライターとして、もっと自由にクリエイティブなコンテンツを作っていきたいんだ。想像力を鍛えたいんだよ」
「ふふっ、想像力を羽ばたかせるって良い言葉だね。それ、今度どこかで使っていい?」
「じゃあ、そうさせてもらうよ。続きは一人で書くから、終わったらまた声をかけるね」
GOODボタンを押して、私はBardの画面を閉じた。
2. AIでライティングって、面白いかも?
*ここからは、私が一人で書きます*
GoogleのAIとして試験運用されている「Bard」を使ってみました。カッコは私の質問、グレー色で囲ったパートはAIによる回答です。前半は情報のやり取りという感じでしたが、後半からは会話っぽくなっていて、面白く読めた感じがしませんか?
今回AIと話した本は、Discover社より出版されているリチャード・テンプラー氏『できる人の考え方のルール』です。この本についてnoteを書きたかったので、早速「ルーティンを崩す訓練」としてAIを使ったライティングに挑戦してみました。
本については上で触れたので、AIライティングの感想を書かせてください。今回Bardを使ってみて私が感じたことは、次の6つです。
【GoogleのAI:Bardを使ってみた印象】
本の内容を聞いたら、間違いっぽい回答も出てきた
内容の正しさは、自分で確かめる必要がある
本を紹介してもらったら、自分が思っていた以上の長文が出てきた
文字数を指定してコントロールすると、ほしい回答が出てきやすい
質問文を工夫すると、AIが面白い回答を出してくれるかもしれない
テンプレ回答になる場合もあるから、試行錯誤するか、効率よく回答を引き出す質問文(プロンプト)を手札として持っておきたい
実は最近、ライターの募集にも応募要件として「ChatGPTの利用経験」と説明されている仕事を見かけました。それはビジネス系の媒体だったのですが、私にとっては「もうここまで来たのか」と結構な衝撃を受けました。7月後半に入ってからこうした案件は何度も見かけています。
さらに続けて、自分の関わる仕事でも「この作業をするときはAI使ってね!そのほうが早いから!」とアナウンスがありました。これはもう、AIと仲良くならねばと。そんな私の今の気持ちが、このnoteの冒頭一行目のセリフに現れています(笑)
AIの使い方がわからない、なんて言っていられないなぁ。そんなことを思いながら、このnoteを書いてみました。さて、書き終わったのでBardさんに報告することにしましょう。
3. 書けたから報告してみたら…
「Bardさん、書き終わったよ」
(ここまでの内容を、Bardさんに伝える)
「もちろん!受けて立ちますよ。それが私の生きる道ですから」
【補足】Bardを使う際の注意点について
AIを使った読書感想文について、教育領域などでの課題も感じています。AIがどのようなものなのか、何をしてはいけないのか、それを行うとどうなってしまうのか、まずは大人である私たちがしっかりと理解する必要性があると個人的には思っています。
今回使った「Bard」は、Google側のヘルプにもあるように「18 歳以上の方が対象」のサービスです。「Bard を使用する前に」の欄はぜひ読んでください。
個人使用の範囲でまず避けたいことは、個人情報を入れないこと。AI側にデータが保存されるため、個人情報が自分の知らないところへ流れたり、だれかの手に渡ってしまう可能性があります。
著作権の問題もあります。今回のnoteでは、私は自分の書いた文章なので、この本文に限ってAIに入れ込んでいます。人の作ったコンテンツを許可なく流し込まないこと。AIがそのテキストを学習して、無断でどんどん使ってしまいますからね。
私のフォロワーさんはライターさんが多いので、仕事上での注意点としては「許可されている範囲で使用すること」です。現時点ではマニュアル化の進み具合は企業様によってさまざまだと思うので、ご使用を検討されている方は「なぜ使うのか?どう使うのか?」をご相談されることも一案かなと思います。
【7/23 22:58加筆】Bardの使い方について、補足を入れました。健全に、リスクも学びながら、使う・使わないを判断していきましょう!
noteを読んでくださり有難うございます!創ることを通して、今を生きる人の力になるコンテンツを届けることが私の喜びです。