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【人生タカラクジ/番外編】その11(番外編ラスト)

彼は、あれから何年か経って、、

あのときに『???』と思ってたことが自然と消化できたころ、、

奇跡的に、

会社員だったころの電車の定期を引き出しから見つけた。

彼は当時、丸ノ内線の中野新橋に住んでいた。

会社員時代、特に新入社員時代は、己の精神が弱過ぎたために自律神経失調症で、目まい、吐き気、精神薬の毎日だった彼。

上司からのパワハラやアルハラがキツくてキツくて、、兎に角キツくて。

トップからは「君みたいな子は異動のもらい先も無いよ」と言われたショックを今でもずっと覚えていて、今でも、あいつ死ねば良いのにって思っている彼だが、

今となってはそんな黒歴史に、心から感謝していた。

ホントホント、ホントよホント。

会社ではそんなゴミみたいな存在で、そんなゴミ扱いしかされなかった彼だったからこそ「もうどうにでもなれ!」と、フリーランスや経営者の道へと進むことができたのだから。

変に温かくされたら、彼は今でも会社員でぬくぬくしながら、窮屈で死んだ目ぇした人生送ってたんじゃねーかなーってさ。

要は、

人にはそれぞれの合った道が在るって話。

まとめると、

彼が生きる今の道は、彼自身を最高に輝かせることができる道なんじゃないかなーーって思ってるわけよ。まーーそんな感じですわ。

そんな彼の続きの人生=『ニコタマノハナビ』へと続く、、、、、

そんな彼のその前のストーリー=『プールサイド』


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