見出し画像

大学半年休学をして、「アダルトチルドレン」「毒親」「機能不全家族」について必死に勉強した大学生~社会人時代


 きのう、実家に置いてあった本を取りに帰ったという話をしたのですが。

画像1




 本のタイトルから見てわかるとおり、だいたい『家族の問題』についての本ばかりがありました。
 というのも、まあ、いろいろありまして、大学生の3年~4年ぐらいから急に『家族の問題』について興味を持つようになり
 その後数年間、貪るように勉強しました。
 

 その勉強をしたいがために、大学4年のときには半年休学もしました
 このままではわたしは卒業できん!と思ったからです。




 本だけでなく、ネットで記事を印刷したり

画像2


 ノートでいろいろ書いたりしていました。

画像3






 まあ、わたしもそれなりに人生挫いてきたというか、

 高校1年で普通高校を辞めて、通信制高校にその後三年間通ったり(その三年間、一切クラスメイトと口を利かず)
 大学1年のときも周りとうまくやれずに一年休学していたり

 いろいろと人生に「生きづらさ」を感じて生きていたのです。

 で、その原因として『家族関係に問題があったのではないか』という事実に気づいたのが、大学生のときのことでした。



 で、その後大学生~社会人になってから数年もずっとそのことについて勉強を続けていたのですが 

 ここ数年はほとんどそのことについて勉強することがなくなり、あれだけ読んでいた『アダルトチルドレン』『毒親』関連の本も買うことがなくなっていました。

 勿論興味がなくなったというわけではないのですが、わたしにとってもう『家族の問題』は解決したものであり、
 すでに克服されていたからです。






 正直、きのう持って帰った本たちも、ずっと実家に置いておくだけで、もう二度と見ないだろうな、と思っていました。
 タイトルを見るだけであの頃に引き戻されるというか、気分がずんと重くなったりもするからです。
 
 

 ではなぜ今回その本を家に持って帰って来たのか。
 それは先日、永田カビ先生の新作を読んだことがきっかけでした。

 永田カビさんはいわゆる『毒親』(世間では永田カビさんの親は『毒親』ではないという意見も多いそうですが、わたしは立派に『毒親』であると思っています)、『機能不全家族』育ちであり、それにより長いこと「生きづらさ」を感じていて、そのことについてエッセイを書かれている漫画家さんです。

 この新作を読んで、あらためて「『家族の問題』って、ほんと根深いな!!」と思ったのです。




 わたしは自力(独学)で大学生~社会人にかけての数年間で、『家族の問題』を克服しました。

 だからこそ、この数年は『家族の問題』を気にすることなく、『人生をよりよく生きようとすること』についてのびのび考えることができました。

 しかし『家族の問題』を克服していないひとは、それを克服しないかぎり、一生『家族の問題』に苦しむだけで、『人生をよりよく生きよう』なんてことまではとても考えられないのです。

 なんということだろうか、と思います。



 先にあげた永田カビさんも、31歳になってもいまだ家族の呪縛から逃れることができず
 お酒を異常に飲みつづけ、アルコール性急性膵炎で入院しています。
 精神的にも、安定しているとは思えません。

 

 世間では、そんな永田カビさんを責めるひとも多いです。
 「もっとちゃんとしろ」と言われ、そしてその声に永田カビさんは苦しめられています。


 ですが、『家族の問題』を抱えて生きてこなかった人間と
 『家族の問題』を抱えて生きてきた人間が完全に理解し合うことは絶対に不可能であるとわたしは思っています。

 あの言葉にできない苦しみを理解することは、「健全な親」に育てられた方には無理なのです。



 今後少しずつですが、わたしが大学生時代に勉強してきたことについても書いたり、動画で発信できたらな、と思っています。

 それが少しでも、誰かに伝わってくれたらうれしいなと思います。
 そしてそれが誰かの救いになれば、わたしの数年にわたる学びも、無駄ではなかったと思えます。










 

 

 

 

 
 


 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?