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若気の至り

週末、
「友人と遊びに出掛けてくる!」と午前中から
うきうきで出かけていった
18歳、大学1年生の次男くん。

うっかり行き先を聞きそびれたものの
これまで、LINEの既読スルー
何日も音信不通になるようなことは
1度もなく、必ず連絡はあるので
特に心配していませんでした。
※年齢も年齢なので日付をまたいで
帰ってくることは時々あるけれど^^;

夜間に「今日遅くなる」とだけ
連絡が来たので
私も安心して先に眠りにつきました。

翌朝。
いつまでも起きてこない・・・

「こりゃ日付またぎコースだなあ😏」
起こされると超不機嫌になるから
まずは静かに寝かせておこう。

その後、昼過ぎにようやく
ベットから起きてきた
次男の第一声が意外なものでした。

「やべえ〜肩がもげそう〜👽💦💦」


はあ?肩?
何があった?
昨日何してたの?

「鎌倉まで自転車で行って現地で
パンクして自転車ぶっ壊してきた😱😱」


意味が全・・くわからなくて
暫し目をパチクリさせる私。

鎌倉?自転車??

自転車じゃなくて
自動車(友達の車)、ではなくて??

なぜにそんなに驚いたかというと
我が家から鎌倉は鬼のように遠いのです。
車だって1時間半、多少渋滞もしてしまえば
2時間はかかる距離。

それが自転車で
ロードバイクでもない、
カゴ付きのいたってノーマルなチャリ。

何ならオンボロで
長男が中学生の時に購入して使い込み
“もう乗らないから”と譲り受けた
年季もののチャリンコ。

もちろん、次男はロードバイクの経験もゼロ。

それが、この炎天下の中
帽子も被らず
走行距離53キロ、6時間かけて
由比ヶ浜を目指したというのだ😲

これだけでは終わらない、
やっと由比ヶ浜に着くぞ、という手前で
自転車が悲鳴をあげてぶっ壊れるという結末。笑

休憩時間も
たったの30分だったらしい😱😱😱

全てが無謀過ぎる・・・
若いメンズたちの思考回路は
一体どうなっているのだろう。

いや、むしろ
後先など考えず勢いだけで生きているから
こうなるのか。笑

先週末、24時間テレビでお茶の間を賑わせていた
102.3キロを走ったあのヒロミだって
こまめに休憩を取り、食べ物&飲み物、
エネルギーをちゃんと補給して
アイシングしたり、
頭から氷水かぶったりしていたよね?


まあ、60代のおじさんと
ピチピチの18歳は比較対象にはならないけれどさ^^;

それがたった30分、スーパーに立ち寄り
アイスを食べただけ(極上の美味さだったらしい😆)

とはアラフィフ母さんにとっては
何もかもがあり得ない次元で生きている、次男18歳。

苦労の末、たどり着いた由比ヶ浜の景色は美しかった・・と、写真をもらいました。


足の筋肉痛は意外と大丈夫だったそう。
いや、途中でむちゃんこ痛くなったそうだが
限界値を超えると
痛みを感じなくなること、皆さんも経験があるはず。
私もジョギングをしていた時代に
何度かこの経験をしています。

人間の脳みそは危機的な状況に陥ると
身を守るために疼痛抑制機構が働き
脳内麻薬物質が発動して
痛みが消えてしまうのだよね。

肩にはきてしまったけれど、足の方に
翌日痛みがない、ということは
栄養と休養をしっかり取れば
若いからさほどダメージにはならないかもしれない。

いや、そう願いたい。。
(翌日バイトだったけどw 理解不能なプラン💦) 

大人だったら翌日か翌々日に全身筋肉痛、
下手したら5日以上引きずります💦

「往復なんてしたら大変なことになるよ」
※体調不良や事故など

自転車が身代わりになってくれたのかもしれません。

我が家の守護霊様は
間違いなく見守ってくれているから😌


さて、困ったのがその壊れた自転車の行く末。

1日あたり100円の、
とある駐輪場に停めてきたそうで
優しい友達も駐輪場に停めてくれて
帰りは一緒に電車で帰宅したのだとか。(かわいい♡)

でも、心配は無用でした。

親がとやかく言わなくても
自分でどうするかをひねり出し
解決策を見つけて、今解決の方向に
向かっていることに息子の成長を感じました。

親に言ってきたことは

「自分で稼いだお金で自転車を買うから、
パンクした自動車を廃棄にしてよいか」

それだけだったから。
流れを聞き、多少
段取りのアドバイスはしたけれど。

何でも買い取ってくれるという
神奈川県の出張買い取りセンターとアポを取り
駐輪場で来週早々待ち合わせたらしい。
当然0円や、お金にならず廃棄物として
逆に費用がかかる可能性も出てくるだろう・・

パンクのトラブルで
鎌倉ではまともに観光が出来なかったようだから
多少観光もして、海の幸でも食べて精力を蓄え
解決出来たらな、と願います。

次男の友人は自転車が壊れていないので
走行距離53キロ6時間かけて
帰宅しなければならないミッションが
残されているけどね😂
(つまり帰りは別々)
一人だったら、もっと早く着くかな?
喋りながら、ペダルを漕いでいたらしいので。笑

女子あるあるの5〜6時間お喋りランチと
同じ感覚なんだろう😆

因みに
4時間まではお互いギャグを飛ばし、
笑い合いながら漕いでいたものの

4時間を超えたあたりから
会話が(しんどすぎて)途切れたそうです🤣


お友達は今頃グーグルマップで
別ルートショートカットコース)は
ないだろうか?
・楽な帰り道はないのか?

懸命にリサーチしているのかもしれない😄

次男の大切な友人なので、彼が無事に
帰還することを願います(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆


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