日本一子どものことを話す職員室のノート📖

「こんな学校に通いたかった」「令和版トモエ学園」と言われるとある小学校。先生1人に子ど…

日本一子どものことを話す職員室のノート📖

「こんな学校に通いたかった」「令和版トモエ学園」と言われるとある小学校。先生1人に子ども30人のいわゆる“学校”とは異なり10人の先生がチームで子ども100人と向き合う前代未聞の新スタイル。話し合いが止まらない。多種多様でカラフルな先生と子どもが創り上げる小学校、開校からの軌跡。

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奇跡を起こす学校(1/3)

今の子どもが本当に必要としているものは「愛情」 愛と笑いで子どもたちを包み込む花メンタリーの先生たち 不登校だった子 家からほとんど出られなかった子 学校の学び方が合わなかった子 勉強が嫌いだった子 世の中の大人に不信感をもっていた子 このような子どもたちが現在花まるエレメンタリースクールに通い、自分の「好き」をみつけ、学ぶことの楽しさを知り、全力で体を動かし、仲間たちとの関係性を築いている。 さまざまな理由で学校に行けていなかった、自ら学校に行かないという選択をしたな

    • 【3通目】先生から親御さんへのメッセージ

      Good afternoon! 今週もありがとうございました! 今週は3日間というあっという間の花メンタリーでしたが、子どもたちとのストーリーは3日間とは思えないほどたくさんありました^^ 今週初めて行ったのは、『Connecting Dots』というグループワーク形式の授業。その名の通り、点を繋げていくゲームです。100問のクイズが書いてあるボードがあり、その問題を各チーム一つずつ、10秒以内に答えていきます。もし答えることができればその陣地が確保でき、さらに陣地を繋げる

      • 【2通目】先生から親御さんへのメッセージ

        こんばんは! 今週もありがとうございました。 いつも行っているソキの時間(基礎学習)と表面張力実験が今週のハイライトでした! 花メンタリーの基礎学習って普段どんな事やっているんだろう?と思われている親御さまも多くいらっしゃるかもしれません。 花メンタリーの基礎学習は、花まる学習会で使用する教材(四字熟語、キューブキューブ、サボテン、あさがお、なぞぺー、算数プリント等)に加えて、漢字しりとりや数独、漢字部首バトル、九×九ビンゴ、ことわざカルタなど子ども達が楽しみながら学べるよ

        • 【1通目】先生から親御さんへのメッセージ

          おはようございます!! 今週もありがとうございました! 今週のハイライトは、PBL(Project Based Learning)の活動です! 先週末のフリーマーケットでは、子ども達の起こす数々の奇跡に驚かされました。 初めての活動に緊張や不安があったと思いますが、一人目のお客さんが来ると一気にスイッチが入り、みんなの目が燃え始め、主体的に活動していました。 チラシを誰にどう配ると受け取ってもらえるかを実際に配りながら研究する子、 駅員と警察官にチラシを配る許可を取りに行

        • 固定された記事

          奇跡を起こす学校(3/3)

          (1)(2)をまだご覧になっていない方はぜひこちらから! 子ども自身に考えさせ、子どもと一緒に学ぶ姿勢 花メンタリーの先生たちは、先生だから教えるという立場ではなく、常に子どもたち自身に考えさせ、先生自身も考え、一緒に学んでいく姿勢で子どもと対話をしている。 花メンタリーに通い始めたばかりの子は、「何を持っていけばいい?」「これどこに置いたらいい?」と先生たちに答えを求めてくる。それに対して先生たちは「自分で考えてみな」「君はどう思う?」と応える。すると、だいたいその子

          奇跡を起こす学校(2/3)

          (1)をご覧になっていない方はぜひこちらから! 子どもたちの素敵なところをみつけるプロ 花メンタリーの先生たちの子どもを褒める言葉を聞かない日はない。先生たちはみな「褒め力」が非常に高く、常に子どもたちの魅力を引き出し、伸ばそうとしている。 特に先生たちからの褒め言葉や応援が多く飛び交うのがP.E.(体育)の授業の時である。 いいプレーをした子に「今の超すごかった!」「ナイスプレー!」と声をかけるのはもちろんのこと、失敗してもチャレンジした子に「ナイスチャレンジ!」「よ

          2022年4月18日 開校

          2022年 世の中に最新機器や発達したものが溢れかえっている中で、一行に変わらない日本全国での不登校問題。 今では19万6千人以上の子どもたちが不登校になり、その数はどんどん増えていく一方です。長期欠席者も含めると28万7千人以上、不登校でなくても今の学校に不満がある子や、我慢をしながら通っている子も数えるとその数は計り知れません。そのくらいの子どもたちの可能性を我々大人、そしてこの社会は伸ばせていないのです。 家に帰っても公園ではボールが使えなかったり、コロナの影響で大