1月スタートダッシュ切れなかった女の心中そのまま書いてみた

今日から2月。(と書いててもう1日経った)
1月、もう終わったの？

ちょっと1月を振り返りつつ、2月の抱負でも書いてみようかな。

1月、新しい年ということで例にも漏れず張り切って目標だとかを細々決めようとしていたのだけど、結局「やりたいこと叶えたいことってなんだろう」とぼんやり毎日を過ごしていたら月半ばになっていた。
昨年12月から1日10個の感謝とその理由を書くという「感謝ワーク」を続けていて、そのおかげか今の日常にものすごいフィット感を感じるようになって、そしたら欲がなくなって。だからもう今何でもあるし幸せだから特に望みないんだよなぁ…と、考えても考えてもこんな調子。
そんな中でも、これはやりたいよなと思っていたことは、どれも今までの私なら怖くて全部後回しにしていたことで。だから、それほどのものでいいのか？みたいな、誰にみられているわけでもないのにそんな気持ちの堂々巡りをしながらゆるりと日々を過ごしていたのです。
ちなみにそのやりたいことは、自分のzineをつくること、スパイスカレーを作ること、本をたくさん読むこと、発酵調味料を作ること、GFの優しいお菓子を作ること。このくらいだろうか。

ただただ丁寧に、シンプルに、ゆっくり暮らしたかった。

去年はフリーランス1年目ということでお金を稼がなきゃと躍起になっていた気がするんだけど、でも気がついたらしっかり稼げていたし、お金だけじゃなくて時間の余裕も生まれた。ということで、今年は気楽にゆるり自然暮らしを楽しんでみたい。それしか思い浮かばなかった。
なのでそこからやりたかったことをピックアップしていった、という感じになり、そして結果、全て叶えることができた✌︎
といっても発酵調味料作る、とかやろうと思えばすぐにでもできることで、今までやらなかったというか、なんかやったらあかんこと、みたいに思えて後回しにしていただけだから。
でも今年はどんなに小さなやりたいことでも心の望みならちゃんと叶えようと、手帳は昨年愛用していたロルバーンに加えGoogleカレンダーでバーチカルで時間管理をしようと決意。心の望みを時間軸に落とすということを試みることに。
実は今年の手帳はすでに3冊目。彷徨った末、自由度の高さかつ限りある時間をもっと大切にしたい想いが叶うこの形に落ち着いた。あと、お金も大切に使いたいと人生で何回目かの家計簿をつけ始めた。今まで2日も続かなかったのに、なんと1ヶ月続けることができたのだ。いえい✌︎

こんな感じで絶賛ミニマルライフを謳歌していると、今の気持ちを一つ一つ叶えていく生き方がとても心地よく、それと同時に、ふと、そんな毎日には特に必要ないものに囲まれ過ぎているような気がした。

1月中旬のこと。
さて念願の本屋に行くぞ！と開店と同時に県内最大級の本屋に行き、3時間徘徊。ひたすらときめく本をカゴに入れ、お会計は1万円を超えていた。こんなに本を買うのは久しぶりだ。というか、初めてだ。ほっくほくの心で帰宅し、ずらっと並べてみる。あぁ、ときめきが止まらない。

選んだ本は、食をテーマにしたものがほとんどだった。

1月購入本

そして、気がついた。毎日の炊事も丁寧にしたいと思っていたのに、一汁一菜の本を2冊も買っていたのだ。無意識で。どこまでもシンプルでいたい気持ちなのだろう。

けれど、そう気がついたそばからドタバタで窮屈な毎日を過ごしてしまい、結局それらの本の半分もまだ読めずに積読されている…。ドタバタすぎて感謝ワークすらできておらず、なんだか心がざわついている1月後半。


そして30日、案の定2歳の娘と大喧嘩した。
収まりきらない気持ちを鎮めようと、ひとまずカフェに入り、それからたまたま見つけた本屋に立ち寄り、また大量に本を買ってしまった。

近所にある珈琲店

2月購入本

無意識的に選んだその中身は、ここ最近気になっていた「仏教」「禅」「栄養」「エッセイ」。とくに、和尚さんが執筆した「禅」の本は心に刺さりまくり、30年間の生きづらさの原因とこれからの人生の指針のようなものが見えた気がした。学校で教えてくれよ、と心の底から思った。
興味を持ってもそれっきりになりがちな私が珍しく興味のままに「禅」について調べ、より詳しく学びたくなった。きっと、これからの社会においてたくさんの人の光になるのだろうと思った。（日本の大昔からあることなのに、皮肉的で実に滑稽である。）宗教に依存するわけではないけれど、この考え方を知っているだけで随分と心が軽くなる、この息苦しい社会で頑張っている人なら誰でもそう思うような気がする。

というわけで、ゆるゆると過ごした1月前半とは裏腹に、心をかき乱されまくり、いろんな発見があった1月後半を経て、2月。
「禅」の本での気づきも踏まえ、今月は「動く」月にしようと決めた。やりたいことは相変わらずそんなに多くは出てこないし、日常のちょっとした延長くらいの範囲かもしれないのだけど、それですら今は足がすくんでいるように思う。怖い。一人じゃ動けない。そんな気分なのだ。
けれど、声に出さないと何も変わらない。一歩踏み出さないと何も始まらない。一歩だけでいい、まず踏み出し、恐怖心と一緒に前だけを見る1ヶ月にしたい。

よし。書くのはタダだから。
やってみたいこと書いてみよう。

・自分のzineや雑誌を一旦ビジュアル化する
・アウトプットを丁寧にしてみる
・新しいコミュニティで面白い人と交流する
・自宅の空き部屋活用をする
・家族全員でダウンシフト生活をする（いつか叶えたいからなにかとっかかりつくりたい）

あれ、もう出てこない。笑

いろいろ端折ってるかもしれないけれど、2023年なんとなくスタートダッシュ切れてない私の等身大の心中なのでした。

いつからでも動けるんだから、
まだ2月だから。

たのしく、ゆるく、前みてすすも。