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浮気はするもの、されるもの…①

浮気を肯定するわけではありませんが、浮気によってあなたの生活の全てが壊れることのないように、祈りを込めて綴ります。個人的な見解で浮気のメカニズムを語りつつ、パートナーの浮気による精神的苦痛をやわらげる考え方や行動を挙げていきます。

私は浮気と二股はベツモノだと考えています
浮気や不貞という漠然とした行為はなくならないと思っていますが、
二股や重婚などはなくなるべきだと願っています。

不貞行為とは、配偶者以外と肉体的に関係を持つことを言います。法律上禁止されている行為であり、条件がそろえば離婚請求・慰謝料請求が可能になる事案です。ただし、犯罪ではありませんし、1度限りの不貞行為を理由に離婚請求が受理された判例はほとんどありません。それは何故か…

あくまでも私感ですが、不貞行為は条件がそろった時ほとんどの人が起こしうる過ちだからではないでしょうか。不貞行為をしたことがあるかないかのアンケートを取れば、したことがない人の方が多いかも知れません。しかし絶対にしない自信があるかないかでアンケートを取ったときに同じ結果になるでしょうか。

3大欲求といわれるほど強い本能だから抑えることが難しいということ。『好奇心』という進化に欠かせない本能が働いてしまうこと、資本主義の教育と社会で培われた『損得勘定』が貞操観念に勝ってしまうこと。それらが浮気の真因であり、本人が望む望まないにかかわらず訪れた機会に断固とした意志で断ることの難しさは、ほとんどの人が潜在的に知っているのではないでしょうか。

今回は誰にでも起こりやすい、同窓会や飲み会などがきっかけの【ワンナイトラブ】について綴ります。

私はワンナイトラブを許してきた人間ですし、今でも多分許せます。現在アラフィフの旦那さん…多分もうしないとは思っていますが、
1.魅力ある人に誘われる。
2.バレないかも知れないという状況が整っている。
上記2つがそろえば浮気するかも知れません。

性欲がある人間にとって、性的対象の誘惑はとても魅力的なのです。
毎日同じメニューの食事で生活している中、見たこともないご馳走に招待されるような…
規則正しい生活で十分な睡眠時間をとっていても、リラクゼーションサロンでついうたた寝してしまうような…
普段1万円かかる贅沢が、今日だけ無料といったような…
それらににた誘惑がワンナイトラブではないでしょうか。

人間の3大欲求は決して正三角形ではなく、個人差も酷く大きいものです。

ダイエットのためなら食事を我慢できる人にとって、痩せたいと言っているのに我慢できない人は愚かに見えることでしょう。本気が足りない、根性が足りないといった意見も多く見受けられますが、単純にそういった問題なのでしょうか?

目に見えない脳からの信号。
スリムさんの脳からは10。
スタンダードさんの脳からは20。
ファットさんの脳からは30の食欲信号が送られているとします。
30を我慢できているスリムさんもいるでしょうが、50のうち20を我慢しているファットさんもいるということです。

知って欲しいのは、
我慢することに必要な心のエネルギーは人それぞれ違う
ということです。

お腹が空いている時に一番好きな食べ物が目の前に現れたら?

一度は食べてみたいと思っている魅力的な食べ物が、今だけ無料で試食できます。と誘われたら?

ダイエット期間中は決して誘惑には負けないと強く強く誓っても、それに打ち勝つことは簡単ではありません。そんなとき我慢するときの思考は『決めた期間が終わったら…』などではないでしょうか。

一生ダイエッターの人でも、週に1回や月に1回など自分でコントロールして与えているかと思います。それこそが長く続くコツなのですから。

少し脱線が長くなりましたが、交際・結婚という期限のない契約期間において、性欲を持っている人間がコントロールを誤るのは仕方ないかも知れないと少しでも思って頂けたらなぁ。という話です。

いつものご飯にいつも満足して感謝していても、一度も食べたことのない食事が目の前で誘惑してきたら、家で美味しいご飯が待っているとわかっていても心揺れるのではないでしょうか。ましてやそれが、初めてのチャンスかも知れないとなると、誘惑を断ち切るのは本当に大変なことです。

日常に不満がなくとも、好みの人に食事に誘われたら?
ましてや些細なことでも不満がある時に誘われたら?
お金持ちに見初められたら?
「結婚していてもかまわない!」「1度だけ」と言って誘われたら?

あなたは本当に一生を誓った相手との約束を守って、毅然とした態度で断り続けられますか?バレなきゃいいのではないかと考えませんか?
「そんなことはありえない」という考えを捨てて、一度真剣に考えてみてください…


あ”--!無理かも⁈


と思ったあなたは『相手だけずるい!』という気持ちが少しあるかも知れませんが、誰にでも過ちはあると思えるはずです。証拠を集めたところでワンナイトラブで避妊具着用だったときには、10倍返しくらいで許してあげてはいかがでしょう。思いっきりワガママを言える日、言うこと聞く日券などを1~10枚作らせて鬱憤を発散しましょう。もしくは1日だけ浮気を許される券も良いですね。

「他の女を抱いたと思うと無理」といった話も聞きますが、お互い初めて同士で一生をお互いだけしか知らずに終えようね。と誓ったわけではないのであれば、ワンナイトラブなんて『オナニーされた』か『格安風俗に行かれた』くらいに割り切って思えると楽になるかも知れません。

シャワーを浴びて石鹸で洗い流した身体は、レストランの食器と一緒で未使用品ではないけれど綺麗なものです。

お酒の勢いもあったなどトランス状態だった場合、避妊具を忘れている可能性もあります。必ず病院に行きましょう。誰もが交通事故に遭うように、性病は身近なものです。やり直したいけど泌尿器科は嫌だなんてワガママを認める必要はありません。「HIVにかかっていたとしたら道連れにする気なのか」と問いただしてもごねるようなパートナーとの一生はおすすめできかねます。


①ではワンナイトラブに特記して綴りましたが、浮気を推奨するわけでも浮気をしない人はいないと言っているわけでもありません。

何があっても浮気をしない、という人が非常に稀有であるという事実に目を背けないで欲しいと思っているだけです。

どうしても許せそうにない人は、「浮気したら一生忘れられなくて悶々としそうだし、許せないと思うからしないでね」とお願いしましょう。

そのうえで、相手の性欲のコントロールに協力しましょう。

妊娠中など、自分が我慢している状況や辛い状況で協力するのがどうしても大変なときもあるでしょう。しかし、コントロールを忘れたり怠れば浮気してしまう可能性は上がります。

男性にしてみると生理痛と一緒で『大変そう』ということはわかっても、本当の意味では理解できないのです。だって経験できないのですから。

女性が身体的にも辛く、ホルモンバランスの乱れによる情緒不安定によって『つらいんだからわかってよ』と思うのは当然です。

しかし男性にしても急に変わるパートナーの機嫌や好み、体調の変化、未来へのプレッシャーなどの精神的不安で『つらいんだからわかってよ』という思いはあるのです。

浮気の発生条件が多く重なる妊娠期、どうしても浮気を許せない人は浮気をしないのは当たり前だという態度ではなく、男性側も大変だと理解していることを伝えて一緒に頑張ろうとお願いする方がうまくいくことでしょう。


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