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【適応障害体験記⑨】「これがいい」じゃなく、「これでいい」で生きる。〜2度目の休職延長を受けて〜


休職延長でした!!



2度目です。今回の延長の期間は1ヶ月。7月末までです。3月15日から休職スタートだったので、休職期間はトータル4ヶ月半になることになりますね。



私がまさか休職!?というところから始まり、最初の方は自分が適応障害であることが信じられず、「2ヶ月も休むなんて贅沢だ」とか思ってましたが…なんやかんやで2度目の延長。



「延長ですね」と医師の口からはっきり言われたときはやっぱりちょっとショックでした。でも昨日のnoteに書いた通り、色々考えた後だったので、少し前向きな気持ちで受け止めることができました。



さて今私が、2度目の休職延長を受けて考えていることが1つあります。



それは、「この期間を練習期間にしよう」ということです。



なんの練習期間かというと。

「これがいい」じゃなく、「これでいい」と思って生きていくこと

の練習期間です。



今までを振り返ると、私はずっと「これがいい」で生きてきた気がするんです。



「こんな自分になりたい」「こんな自分でありたい」と言って、「理想の自分」像を作って、それに当てはまるような自分になるために行動してきました。



何かをサボってしまった時。「努力家な自分」という理想像が、「サボった自分」を責めました。「何かをサボるなんて最低だ!」っていう感じで。



就活の時もそうでした。企業に伝えた自分の長所と短所は、「理想の自分」の長所と短所でした。本当の自分の長所と短所は隠しました。言いませんでした。



文章を書いたり何かを作ったりすることが好きだということ。極度の心配性だということ。実は人と話すのはちょっと苦手だということ。などなど、本当の自分の特徴であるそれらは全部隠しました。



代わりに、人と話すのが好きで、ビジネスに関心がある、バリバリ仕事頑張れます!的な自分を演じました。本当の自分は違うのに。でもそれが「理想の自分」だったから。



今思うと何やってるの?って感じ。だけど私はそういう意味のわからないことをずっとやってきてしまいました。



だけどそれに限界がきたんです。だから適応障害になったんだと思います。



だからその生き方を、これを機にやめてみようと思って。「これがいい」で生きず、今の自分のありのままを受け入れて「これでいい」で生きる。



向上心ないって言われても、甘えてるって言われても、もういいです!今の私に必要なのは、自分の現状をありのまま受け入れる、「これでいい」の精神だと思うのです。



残りの1ヶ月をそんな生き方の練習をするための期間に使います。休職期間が明けて仕事が始まっても、これからずっと「これでいい」の精神でラクに生きられるように。もう自分を追い詰めたり縛ったりすることのないように。



だからこの期間は思いっきりありのままの自分で生きることにします!今やっている好きなこと(文章を書くこと、デザインの勉強。最近はコーチングにも興味があります)をめいいっぱいやる。

でも頑張りすぎず、疲れたら休む。気が乗らないときはダラダラする。勉強をサボったって、ちょっとくらい寝る時間が遅くなったって、今まで禁止していたことをやってしまったって、自分を責めない。「それが自分なんだ」って、「それでいいよ」って、受け入れてあげる。



こんなふうに過ごして、残りの人生もっとラクに楽しく生きられるようになったら、この休職期間があって良かった!って思えるようになるだろうな〜



そう思える日を楽しみに。今は「これでいい」の生き方を身につける練習期間にします^^!


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