第5話 飲みたいよー!!
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お酒ではありません(笑)
小さな頃、検査で水分をとらないでとの指示があって、我慢を強いられて泣いていました。
飲みたいー!!
飲みたいよー!!
大泣きです。
病室のベッドの柵に掴まり、ビービー泣きわめく私に、母は困り看護師に相談。
母は、濡らしたガーゼを私の口に含ませて、私は必死に口を湿らせました。
思えば、昔から水分が大好きな子供でした。
学校から帰宅して、牛乳パックを飲み干して、お腹いっぱいで夕ご飯が入らなくて、母を困らせました。
母は心配して、次の診察日に主治医の長屋昌宏医師に報告したんです。
長屋先生
「大丈夫だ。水分で腎臓を働かせ体を浄化してるんだ。」
さぞかし、母は心配だったことでしょう。
しかも、私ときたら体に良い野菜が嫌い(笑)
椎茸とか葱とかね。
私、病院の小児外科で出なかった野菜は食べられなくなってました。
大人の今は食べられますけど、美味しいとは思わないまま食べてます。
ですが、21歳から過敏性腸症候群なので、きのこ類や貝類、蓮根や牛蒡など、繊維の強いものは腸壁を傷つけるので、殆ど食べなくなりました。
唯一、なめこ汁は好きなのですが、血液検査結果でCRP(炎症反応)の値が良ければ、ご褒美に食べる程度です。
そんな訳なので、不思議と子供の頃から水分は、大好きでしたね。
最早、本能だったのか?!
水分は腸壁傷つけないしね。
そうそう!病院で炭酸飲料はでるわけもなく、自宅で買ってくれることもありえなくて、退院できてる間に、自販機で炭酸ジュースを初めて飲んだ衝撃!!
心の中は
ぎゃーーーーー!!!
お兄ちゃんは美味しそうに飲んでたのに!!
私は今も飲めません。
今、隣にあるのは無糖の紅茶です。
それにしても、小さな頃から検査も手術も頑張ってきたなー!
お母さん、心配してくれてありがとう。
今は自己管理出来るから大丈夫!
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