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発達障害息子のカウンセリングに行ったら自分もADHDだった。WOW!

3か月待ちのカウンセリングへ。


小4の息子ぽよらくは

自閉症スペクトラム(ASD)および学習障害(LD)という診断が出ている。

自閉症スペクトラム、つまり、アスペルガー。知的な遅れは無い。

(アスペルガーはちょっと前の呼び方。)

アスペルガー専門のカウンセラーさんの本を読んだのをきっかけに彼のところへ行って

日常生活をお互いに快適にしよう、と決断し3カ月前に予約をし

80分3万円のカウンセリングを受けに行った。

結果は‥

とても良かった。

30000円の価値はあったと感じている。

当日の様子。

まずは‥

順調な滑り出しで

駅から迷うことなく、30分前に

スムーズにカウンセリング室がある高層マンションにたどり着くことができた。

久しぶりに都心へ行ったので

なんかうれしいのと

ロビーが素敵すぎて浮ついた。

住人になりすまし

七夕のお願い事を書くぽよらくww。

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8億円あたりますように。無記名で怪しく書いてある。

ぽよらくはお金持ちになる子だなぁと思う。

いつも貪欲にお金のことを考えているから。

ゴージャス★☆⚠

それ!ここー!!↓我が家です。ww↓

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素敵なおうちは

気分が上がるなぁ。

私たち親子、タワマン購入したいので興味がある。ぽよらくと探検しまくる。

そして入室時間になったため電話が来る。

事務局の方:○○さん、どうぞー。すぐ左側のエレベータにお乗りください。

ジェニ:はーい。(電話切る)

・・・あれ、エレベーター、ない。っていうか外、出ちゃったーーーきゃーーーー。え?????

混乱。

再び電話が鳴る。

事務局の方:えーとどこにいらっしゃいますか?

ジェニ:なんか、外に出ちゃったみたいです、あ、でも人が通ったので中に入れました。えーと、はい、一回戻ります。云々・・


というわけで

入室からハプニング発生。

カウンセラーのY先生は笑っていた。

静かな大きな瞳で迎えてくださった。

クリスタルのようなオーラのある方で

ぽよらくを一目見て

「こんにちは。らく。あ、アスペだな。」と懐かしそうな目で見た。

挨拶を一応促すと、ぽよらくはいつも通り、口をもごもごさせながら「こんにには(こんにちはらしきことば)」と言った。

スパイシーな香りのするY先生のキレイなカウンセリングルームに通され

すぐにお話に入った。

Y先生:何が聞きたいですか?

ジェニ:実は・・・今はあんまり悩みが無いんです。

Y先生:え?

ジェニ:先生のカウンセリングを予約した4月はまだ特別支援学級も行ってなくて、コロナで学校も休みで、家の中がそれはもう大変なことになって。。家に帰ると絵の具が布団の上に転がっていたり、床が異常に濡れてたり、ごみや服やいろんなものが床に落ちていたり、ごみをベランダの下に捨てたりと、頭がおかしくなるかと思いましたが・・・

特別支援学級にいれてもらってまだひと月ですが見違えるように変わりました。

Y先生:・・それは良かった・・それで・・・困っていることは・・・。

ジェニ:そうですね、日常生活のことです。例えば食べ方とか食べる姿勢とか。あとは、妹とのケンカが彼の一番のストレスだそうで。



たくさん相談したいことはあったはずなのに

言われてみると一つ一つ解決されてきていて

できることが劇的に増えているので

相談すべき問題がかなり少ないことに

初めて気づいた。

お母さんも相当。不注意優勢型のADHD。そして癒し系。

Y先生は質問に答えてくれたあと間髪入れずに言った。

Y先生:はっきり言って申し訳ないですけど、お母さんも、相当・・不注意優勢型のADHDですよ。

えっとね、まずは、マンション内で、こんなに迷った人、初めてです。

だって、普通(早くついてるんだから)確認しておく。

ジェニ:あぁ、そうか・・・。ロビーでらくと「すごいね!!」って浮かれてました・・・笑。

Y先生:あとね、前頭葉と耳が相当弱ってます。

ジェニ:先生、やっぱりそうですよね。何となくわかっていたので、この機会に、心理テストを受けて診断してもらおうって思って精神科へ通い始めたところだったんです。

Y先生:親子で精神福祉手帳もらえるよ。ずっと生きづらさを感じていたんだから、もらう権利は十分ある。病院も紹介します。

ジェニ:え??手帳も…?あら、(病名は予測していたものの、ここで見抜かれるとは…さすがプロだ…そして、私って手帳までもらえるレベル??心の中、少し混乱。)

相談内容は栄養面・生活面・教育面・将来のこと・私の将来のことに及び

私のカウンセリングが半分以上になってしまった。

癒し系だから、英語の先生とか教える仕事は人気出そうとも言ってくださった。

Y先生:今は耳が弱ってるけど、本来耳がいいはずだから。音楽とか英語とか得意じゃないです?

(回想:確かに今、介護施設で、高齢者さんにいろんなことをお伝えする立場に居るので、英語やタイ語で口腔体操することもあるし、英語を教えてるって言うと、教えてたりもするか・・・)

ジェニ:はい、音楽は大好きで、英語とタイ語を話します。

(回想:歌が超うまい姉と歌手の友達に、あんたはホントに耳がいいね、そんなはもり、あんたしかできないから。と言われたことがある。それは特技だったのか。)

(あとは、耳で英語も覚えたし、楽譜より耳で聞く方が得意。得意なものまねも耳からの情報が多い。)

ちなみに、自分は不注意優勢型ADHDではないか、という以前からの私の推測は当たっていた。

宿題やってこないとか、ありえないから。

先生は大きな目をこちらに向けて言った。

Y先生:宿題やってこないとかありえないから。

(回想:食事の写真を撮ってくるというミッションがあったが、4月にいただいていたメールを数日前に初めて知って、やろうと思ったけどヨガとダンスばっかりしてて時が過ぎたので、写真撮影はせず、当日出発する5分前に手書きで、何となくおぼろげな記憶を辿ったものを渡した。)

ジェニ:はい、メールを見たのが数日前で…『あ、やばって思ったんだけど、手書きで書けばいっかー』って思って♡

先生は少し笑っていた。別にあきれてなかったのが、優しいなと思った。

ジェニ:学校の準備とか、本当にできないんです。ちゃんとやろうとしているんだけど、大事なものを忘れたりする。わざとじゃないんだけど、時間間違えたり、イレギュラーなことがあると、混乱する。学校からの電話にいつもびくびくしているんです。今はだいぶ慣れましたが、タイから戻って、日本の学校のしきたりに合わせなくちゃいけないのが、本当に、、心の負担でした。

ゆっくり聞いてくださったY先生はこうも言った。

Y先生:らくみたいな子は、日本じゃ生きずらいから、高校から海外行けよ。IT強いから、あとは英語。そしたら世界中が就職先になる。

先生は将来を見越してアドバイスをくれた。

将来について心配なんかしたことないけど

ご自身もアスペルガーで、アスペルガーのプロが言う言葉は、重みがある。

ふっと未来が明るい気がした。

明るくて素敵な未来しか待ってないですよ。

目が見開いてて、吸い込まれそうな瞳で

はっきりとした物言いをする先生だけど

ふしぎと怖くなかった。

私のことを馬鹿にしたり呆れたりしないし

心根は優しい人なんだろうな、と感じた。


セッション終了まで

まだ時間はあったけど、質問したいことはすべてできたような気もするし

なんだか緊張していたし、おなかもすいたので、お暇することにした。

ぽよらく:最上階、行きたい・・・

Y先生:いいよ、えっとね、まっすぐ行って・・・あ、いいや、(途中まで一緒に)行く。らく、またな。

Y先生は最後に

明るくて素敵な未来しか待ってないですよ。

と声かけてくれた。

耳が弱ってる私は

「ちゃんと帰れますか」って聞こえて

大笑いしてしまった。


Y先生:なんで笑うんですか。

ジェニ:だって、ちゃんと帰れますかって、先生。

優しいY先生は、言い直してくれた。

明るくて素敵な未来しか待ってないですよ。って、言ったんですよ。

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タワー好きなぽよらくの夢をかなえるべく

ジェニファはきょどりながら

最上階のエレベーターホール。

大好きな新宿の景色にうっとりして

タワマンを後にした。

ありえない癒し系。

セッションをかいつまんで言うとAIAってことでした。

ありえない(A)

癒し系の(I)

ADHDお母さん。(A)

20年来の親友は言った。

それ、わらわら、じゃなくて、まじでそのとーりだわ。

「ありえない、癒し系。」

そこからずれなきゃ、大丈夫だよ。とも言ってくれた。

フツーになりたいときもあった。

今まで、普通の人の振りしたり

できる人のフリしたり

自分じゃないことをしていたから

きつかったんだな…。

ようやく自分でも全面降伏。

深く納得し受け容れることができた。

私はADHDという新しいアイデンティティが増えた。

親にも

「あんたは変わっている」

「育てるのが大変だった」と言われてきた。

私も定型の人みたいに

なんでもすいすいこなせて

道に迷わずさらっと行動できて

きょどったり不審な行動したりせずに

フツーになりたいときもあったけれど

これが私。

ハプニングだらけの毎日の理由がわかって

安心してる。


感謝しかない

家族のような友達数人に、この日あった濃厚な内容は伝えた。

家族のように、大切にしてくれる友達が、居てくれることに

東京の街に住めていることに

毎日仕事があって

ヨガができていることに

感謝します、ナマステ。

そしてADHDとか、親しい友達はみんな既に知っていたんだろうけど

いつも温かく接してくれて

本当にありがとう…。

そして君たちは

ママを助けるために神様が使わせてくれたんじゃないかって

やっぱり思ってる。


今この胸には感謝しか

浮かんでこない。


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ADHD看護師芸人/週末エッセイスト/セロトニントレーナー。 心地よく、自由に生きる日常を書いています。発達障害の息子の受診で41歳で自分も不注意優勢混合型ADHDと知る。平日は仕事、ヨガ、サルサ。週末エッセイを書くのが楽しい日々。2児のシングルマザー。シングルでいたい。