意見を言うためのキホンのキが知りたいのです
意見を言うのが苦手なんです。
私は基本的に意見を述べるのが苦手です。
何かに対して意見、特に「反対する」など相手と違う意見を述べることは、勇気がいることだと思います。
なぜ苦手か(自己分析)。
だって自分の考えが正しいとは限らないし、間違ってたら恥ずかしいし、もし聞いたり見たりした人が嫌な気持ちになったらどうしよう、と意見を言う前に悩んでしまって。
結局言えなかったりします。
そんな自分がいやになることもしばしば。
なお意見を表明できることと、自分は正しいと思い込んで相手を責めることとは、別物です。
後者はやってはいけないことだと思いますが、特にSNSで見かけることが多くて勝手に辛くなります。
そもそも世の中には、「意見の伝え方」の基本的な部分がわからない人もいるのではないか。
というか私も苦手ですし。小難しいスキルではなく基礎中の基礎が知りたいんだ!!
どんなポイントを押さえていれば、意見、特に相手と違う考えの場合の意見を円滑に伝えられるのだろう?
そう思い、書くことで整理してみます。伝えたいことがうまく伝わるとよいのですが…。
意見を述べるときに大切にしたい3つの基本的なコトとは?
ディベートなら結論→根拠→根拠を補強する具体的な例示などの型がありますが、もっと日常的な感じのイメージです。
例えば、テレビで女性専用車両の関連ニュースを見た。賛成か反対かを家族と話してみる場面をイメージ。
以前元カレと意見の違いでけんかになってしまったテーマです(苦笑)彼は反対派、私は賛成派でした。
以下、私の思う3つです。
<意見を円滑に述べるときに大切にしたい3つのコト>
①相手の考えを一旦受け止める
②自分の考えを客観的にまとめる
③人格否定に走らない
ひとつひとつ見ていきます。
①相手の考えを一旦受け止める
→自分と違う意見の人に対して「それはおかしい」など否定から入るのではなく、そういう考えもあるのか、なるほどとまずは受け止める。
大前提として「人はみんな違う」ことを忘れないこと。
人はそれぞれ他人には想像できない事情やバックグランドがある、ということにしておく。
例)(彼に対し)へぇ、女性専用車両に反対なんだね。
②自分の考えを客観的にまとめる
→受け止めたあと、でも自分はこう思うと伝えるときには、やわらかさと共に客観的な視点を交える。
③でも書きますが、単なる主観だけだと説得力も少ないし感情的になると冷静な話し合いもできません。
数字や出所がしっかりした情報も伝えられるとより説得力が出そうです。
例)警察庁の統計だと痴漢の被害者は9割以上が女性なんだって。専用車両があることで安心感を持てる女性も多いと思うんだよね…。
③人格否定に走らない
→人格否定に走るのは、その場の目的が、建設的な会話をすることではなく相手より優位に立つことにすり替わっているためだと思います。
相手に負けたくない、自分が上でいたいという気持ち。
悪い例)そんな考えするなんて人としてだめだよ→女性専用車両云々の意見ではなく、相手の人格否定になっている
冒頭でも触れたように、意見を述べることと、自分は正しいと思い込んで相手を責めることとは全く別次元のことだと思います。
第一歩としては、それらが別物であることを認識することではないでしょうか。
また感情的になったときには、つい本心ではない強い言い方やただの悪口のようになってしまうことが多いと思います。
例えば、よかれと思って伝えた相手の発言を、「自分を否定した」と決めつけてしまう。これは認知療法でいうところの「認知のゆがみ」によるものだそう。
もしうまい感情の扱い方がわからないときには、感情的になってしまう状況を紙に書いて分析するとか、アンガーマネジメント(6秒がまんする)とか、自分の心と向き合ってみるとよいのかもしれません。
少し話がそれてしまいましたが、つらつらとそんなことを考えてみました。
相手を思いやりつつ、自分の考えを円滑に伝えていけるようになりたいものです…。
もっと良い方法や考え方があればぜひ教えてください!
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