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※スピリチュアルな話かもしれませんが私にはわかりませんので、単なる人間関係の話となっています

有難いことに、どんな職場でも一人は理解者がいました。
その会社では、私の上司である人事の責任者と、経理の本部長とマネージャーとは非常に仲が悪かったのですが、私は経理のマネージャーとはざっくばらんに話せる仲でした。

実際、その会社から転職する時は、彼がリファレンスのレターを書いてくれたほどです。年齢はほぼ同じで、彼の方が少し下だったと思います。

「どうしてこんなに良くしてくれるの?」
というようなことを、ある時に聞いてみました。すると
「俺はオーラを見るから」
と言っていました。オーラって色なの?私はどんな?と聞いたことには、ふふふと笑って答えてくれませんでした。

その代わりなのか「キミは素直だからさ」とは言ってくれました。
「この会社、キミの上司もだけど、損得で動いたり、どこか他人の足を引っ張って自分が代わりに上がろうとする奴ばかりじゃん?キミは裏表ないじゃん?キミの言動を俺はそのまんま受け取ればいいとわかってるけど、奴らが変に裏を読んだりしているのは、見ててめっちゃ面白い」
そうなの?と首を傾げる私に、自覚がないとゲラゲラ笑っていました。

ところで、人事と経理の仲が悪いのって「あるある」でしょうか。きちんと協力している会社もありましたが、仲が悪い会社もそれなりにあり、結局お互いのことを考えていない気がしました。

上述の会社は、上司が経理の都合も考えずに色々な事を押し付けていたからです。かつ、彼らは仕事が出来ないとという謎の上から目線で。

私は恐らく、人事仕訳が大変だった会社にいた経験から、何かする前に費目の相談をしたり、お互いにとって手間のかからない方法を模索したりしていたので、普通に仕事上の付き合いができていました。

別の会社で、アジアの人事の集まりの時に
「あなたの国は人事と経理、仲悪くない?」
と聞いた人がいて、仲が悪いと答えた国が結構あったのです。国を越えて、人事あるあるなのかな~と思っていました。

件の経理マネージャーが打ち解けてきた頃に
「俺、実はフレンチのディプロマ持っててさ」
「フレンチって、フランス語?フランス料理?」
「料理の方」
「へぇ~!ディプロマ繋がりだと、私は宝石鑑別のディプロマ持ってる」
「なんだ!キミも変な資格持ってんじゃん」
みたいな会話もありましたっけ。それで仲良くなったのでしょうか。
一緒にランチに行くと、たまに料理についての辛口コメントが聞けました。

私の方がポジションがなくなって先に辞め、彼は数年後に部署ごと海外に移管されたので辞めざるを得なかったと聞きましたが、デキる人だったので新しい会社でも淡々と仕事をこなしていることでしょう。

結局、私のオーラがどんな風なのか、わからずじまいです。

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