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講座でライフラインチャートを書きました。
二度目だと思いますが、初回より簡略化された気がします。いろいろある中で、突出した出来事に比較すると日々の上下はさほど気にならなくなったのか、単に忘れたのか……。

書いた後で少人数のグループに分かれて自分のチャートの説明をしたり、質問やフィードバックを受けたりする中で、自分のチャートはあまり起伏がないなと気づきました。もちろん、他人と比べるものでもないのですけれど。

他人や状況に振り回されたと振り返りをした方が、幸福感が高そうですね、とフィードバックをくれました。

考えると、私の幸せは小さなことの積み重ねだからかもしれません。それは本当に小さなことで、ご飯が美味しく炊けたとか、新鮮な食材が手に入ったとか、道端の花を見つけたとか、紅葉が綺麗だなとか、そんなレベルなのです。

それで思い出したのがブータンです。かつては幸福度が高い国としてランキングの上位だったのが急落した原因は、一説にはスマホだそうです。情報が増えたことで、比較が始まったからではないか、と。
情報機器を手にして物質的には豊かになったように見えても、違うところで何かを失ってしまったようです。

前述のライフラインチャートは折れ線グラフのようなもので、グラフの山が高ければ幸福度(充実度)が高く、谷が深ければ低くなります。私はその振り幅が小さかったわけです。

《ご参考》

その、山や谷のポイントをメモして説明するのですが、その出来事のきっかけが「人」だったり「事」だったり「物」だったりするのも人それぞれです。私は事象が多かったです。

このチャートで、山の部分や谷の部分に共通することを考えると、何が幸せだと思うのか(逆もしかり)自分の大切にしているものや価値観が見えてきます。

横軸は時間で、一番左が出生です。以前作成した時、一番右は「現在」でしたが、今回は「死」でした。現在の地点も印をつけるので、人によっては現在地が終わり間際だったり、中間地点だったりしました。

幸せ100%の状態で死ぬんだ!とする人も、普通かなとする人も、多分病気になっているから普通よりは低めとする人もいて、ここも人によりでした。
未来まで考えるのは初めてでしたが、終活の一環として一度考えてみるのも良いかもしれません。死ぬまでにどのように生きたいのか、大切な軸が見えてくる気がします。

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