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覗くと言っても忍び込んだわけではなく、「中央区まるごとミュージアム」のイベントの一つです。

この図書館は2022年12月に新しくオープンしました。昨年のまるごとミュージアムでは新旧図書館が移転準備で大わらわだったでしょうからこのツアーはなく、新図書館では初の書庫ツアーです。2021年、旧図書館の書庫ツアーは最後のチャンスで当選して(それまでは落選しまくり)新旧両方を見学することが叶いました。

10名の本好きが集まりました。午前に中学生以上のツアーが1回、午後に小学生のツアーが1回です。大人の部はすぐ定員に達していました。

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まずは閉架書庫から。
本があるか検索して「書庫にあります」と表記されたものをリクエストすると、ここから出てくるわけですな。

他のフロアへ送るための小さなエレベーターもありました。料亭で、調理場から上のお座敷にお料理を上げるようなアレです。書庫で探したものを、リファレンスカウンターのあるフロアへ上げるのだとか。

中X階のようなフロアに階段で上がると、そこも書庫。ハンドルで動く棚がずらりと並びます。これでも時々除籍した本がリサイクルに出されるぐらいにパンパンです。情報がすぐ古くなりがちな、新書や実用書が多く出される気がします。

旧図書館の閉架書庫には新図書館用の本が並んでいて、それがまた面白そうなタイトルの本たちで「今すぐ読みたい」と思ったものですが、開架フロアのどこかにあるはずですね。

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次に貴重書庫、江戸時代から戦前までの、貴重な書物です。
ここを見学する前に、閲覧も貸出も禁止の江戸時代の本や錦絵もちらりと見せて頂きました。もちろん、スタッフの方は白手袋です。

江戸時代の本は題名は何だったか、内容は文章の書き方だそうです。表紙はボロボロですが中は黄ばんでもいなくて、墨も鮮明でした。和紙って凄いなぁと改めて思いました。

やはりハンドルを回すとスライドする棚が並んでいて、たまたま開いていたあたりは歌舞伎をはじめ芸能関連でした。この辺りの本は状態が良ければ、館内での閲覧だけはできたはず。日がな一日図書館にいて、片っ端から歌舞伎の本を読んでいく……なんて、いつかやってみたいです。

今は片っ端から心理学の本、でしょうか。だからなかなか小説等が読めないのですが。

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説明の時になぜか真ん中にいることが多く、一緒に行った人に
「私たち、ベストポジションにいたね!楽しかった~、ありがとう!」
と言われ、本当に良い位置で資料を見せてもらったわ~とホクホクしながら、次のクルーズのため日本橋へ向かったのでした。

もっと色々なイベントが開催されているのですが、帰ったらそれなりに疲れて昼寝したぐらいなので、来年は日本橋クルーズと何にしよう?と鬼が爆笑しそうなタイミングで次回のことを考えてしまいました。

図書館も、もっともっと利用したいものです。

お土産セット♪
夜の図書館のクリアフォルダがカッコイイです
『大八丁堀展』も開催期間中に行かねば

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