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あのウイルスの影響で対面カウンセリングをお休みしようと思った時に、メールカウンセリングを本格的に始めるという手もあったのですが、ちょうど親の入院・手術もあって自分の生活も落ち着かなかったので、少し後になってココナラデビューしました。

メールカウンセリングって、実は結構難しいのです。

対面 > 電話 > メール > SNS

といった感じでしょうか。

ことば以外にも、表情や顔色、ジェスチャーで伝わるものがあります。これが対面の良さ。電話でも、声色や話し方で様子はある程度窺えるものです。

メールでは文面でしか伝えられず、言いたいことが上手く伝わらないことが、対面以上にあります。SNSの場合は更に、文章そのものが短く、真意がわからない……。
そして、文字として残るころから、ネガティブな言葉を使うと余計に刷り込まれてしまうそうですので、言葉も慎重に選ぶ必要があります。

クライエントにとって気軽なものほど、カウンセラーにとっては難易度が上がるとも言えそうですね。

以前、メールカウンセリングの講座を受講しましたら、思ったより上手くいって、先生に業務内容を聞かれました。
「労務管理が主で、休職者と連絡を取ったり、産業医との調整をしたりしています(その当時の業務です)」
そのように説明すると、先生は大いに納得されたようでした。

相手の体調を気遣いつつ、人事としてお願いすることはきちんと伝えないといけない──大体メールでのやり取りでしたから、何往復もしなくても伝わるように気をつけたことが、メールカウンセリングには良かったのかもしれません。

状態が良くなってくると、メールの文面も元気になってくるものです。
産業医に連絡を取る時に「明るい文面になってきました」と報告したら、次の産業医面談の時には復職可の主治医の診断書が提出されて、皆で喜んだこともありました。

そんな嬉しい体験もあるからか、メールで厳しい返信が返ってきても、それは今の状態なのだと理解して、あまり凹むことはありません。まぁ、少しは傷つきますけれど……。

2017年8月に長野でLINEを使った中高生向けのカウンセリングの実証実験を行い、その有効性と課題が確認されました。2018年にはその時の様子がもう出版されたので、私もすぐ読んでみました。

LINEをきっかけにして、電話や対面での相談に繋がればと思うのですが、そこから先へはなかなか進めないようです。LINEだから気軽で良いのでしょうか。

ココナラは、チャットとメールの間ぐらいです。
短い文が素早く来る場合はチャットのようですし、長めの文章が翌日、翌々日に来る場合はメールカウンセリングのようです。メールのつもりで「〇往復まで」としてしまうと、チャットタイプの人には向きませんし、かといって「〇日間相談し放題」としてしまうと、どれだけの時間に対応したら良いのか想像がつきません。チャットなら60分、長文なら〇往復、とでもすればわかりやすいでしょうか。悩みどころです。

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