社会保険労務士の市場価値と労働市場
社会保険労務士(以下社労士)は8士業と言われる専門職の内の1つであり、 その名の通り社会保険と労務に関する独占業務を持つ士業である。具体的には手続き代行業務( 1 号業務)、労働社会保険諸法に基づく帳簿書類の作成業務( 2 号業務)がその独占業務に当たる。
また、社労士には企業に勤務するタイプの方(以下勤務型)と 独立するタイプの方(以下独立型)がおり、男性の平均年収は512 万円(※¹ )であり、女性の平均年収は 434 万円である。 大学・大学院卒の男性の平均年収が 4