わたしという意味を解放していく運動
ご近所にある映画館が閉館になるということで、リバイバル上映をされていた『すずめの戸締り』を観てきました。この映画館は新海誠監督の生まれ故郷から近いところにあって、このエリアでは唯一の映画館でした。そういうこともあり、閉館までの期間中、新海監督の作品がいくつかリバイバル上映されていたのです。
1年前の作品なので内容の批評は置いておいて、この映画を見終わったときに、わたしは『他者に伝えられないことを大切にしよう』と思ったのです。劇中に鈴芽が愛媛で出会った友人と布団を並べながら言