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花子出版の開業一年。沢山の御来場ありがとうございました。

こんにちは。

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花子出版のnoteを開業しまして、早一年が経ちました。
多くの方の来場と''スキ''、そしてサポート頂き、誠にありがとうございます。
小説を書く合間に記事を書いていまして、どのような変遷を辿るか不安でいましたが、一年経ってみますと、その不安はどこかの別の世界に歩いていってしまったようです。

僕が小説を書き始めましたのが三年ほど前でして、それ以降、連綿と文章を書き続けてきました。そして、昨年から文章の公開を始め、文章の書き方や考え方、哲学等が少しづつ変わってきたように思います。少しづつですね。


花子出版のnoteを書いていまして気が付いたことがあります。
それは、文学好きの方が多いことです。
僕の普段は、近代日本文学の話題をする機会が極めて少ない世界で生活しております。これは残念なことですが、テクノロジーが堰を切ったように溢れていますので、仕方がないことでもあります。如何せん、働かないといけません。

しかし、この花子出版のnoteで文学ネタを書きますと、多かれ少なかれ来場者がいらっしゃいます。これは、思いもしなかった発見でした。

”スキ”を頂きました上位は、文学ネタや文学碑ネタが多いのです。


これは、近代日本文学を愛して近代日本文学を目指す僕にとって、非常に嬉しいことです。
これからも、文学碑巡りは継続しますので、更新を楽しみにしていただけますと幸いです。


さて、最近の読書体験を少し書こうと思います。働いていますと、一冊を一気に読み切ることは、速読でもしない限り、至難の技です。特に文学作品は、時間をかけて読み込むことが醍醐味があり、作者も時間をかけて読ませるように、技巧的に執筆しているとも思います。ですから、本を読みますと、途切れ途切れになります。
そのような中での好きな読書体験は、読み止めていた箇所を再び読み始めた瞬間に現れます。唐突な現れです。

「あー、主人公はだれだったなあ」とか、
「あー、こんな事件だったなあ」とか、
僕の脳内で、何かが分泌されます。ドーパミンなのでしょうか。わかりませんが。脳内で止めていた物語が、さまざまな線によって結ばれて再び動き出すのです。
こう言った経験をしたいがために、空き時間を死守しつつ文学に触れている、といっても過言ではないでしょう。


ではでは、開業二年目もどうぞよろしくお願い致します。
二年目も、毎日小説を書き、文豪の残された文学に触れ、精進してゆく所存であります。


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花子出版    倉岡


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文豪方の残された名著を汚さぬよう精進します。