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月が綺麗ですね


とても有名な話で

夏目漱石は「I love you」を
「月が綺麗ですね」と訳した

二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳した

後者を若かった頃の私は
ひどく共感したのを覚えている

愛する人の為なら死ねる、と

でも今はそう思えなくなった。

愛を伝えてこちらは死んで
相手は一生重りを背負うことになる

それは愛とエゴを履き違えてる気がしてならない


これはあくまでも私の持論だ

「I LOVE YOU」「好き」「愛してる」

いわゆる愛を伝える言葉が
どうしてもチープだと感じる

「今は」あなたのことを愛してる
など前置きがあるようにさえ感じてしまう

だけど私も「好きよ」なんてチープな言葉を使っている

言わなくても伝わってるなんて言葉もある

これもきっと妥協でありエゴだ

好きな人に愛を伝えたいとき
どうやって伝えればいいんだろうか。

愛の言葉を伝えられたとき
どんな言葉だと信じることができるのだろう



「I love you」の翻訳を述べよ

やっぱり日本語は難しくて嫌いだ









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