「たゆたう」を読んで
長濱ねるさんのエッセイ「たゆたう」
とても素敵なエッセイだった。買ったその日に全部読んでしまった。
共感できる部分がほんとうに多くて、きらきらしていて私とは別世界で生きているように見える彼女と近づけた気がして嬉しかった。おこがましいけどね。
丁寧に記されている大切な人たちとのできごと。何気ない日常。楽しいことだけではなく悩みも。こんなことも考えるんだっていうようなことまで。
本や音楽の感想を書くのは得意ではないけれど、このエッセイは紹介したいと、心から思った。
というのも、私は長濱ねるさんのことをほとんど知らない。正確には”知らなかった”。インスタで見た表紙に惹かれたのと、読書好きな人のエッセイを読んでみたかったこと。最近エッセイにハマっていること。今回この本を手に取った理由はこんな感じなのだけれど、最終的な決め手はnoteで見かけた感想だった。
今度は私が、誰かのきっかけになりたい。
さっそく2周目を読んでいる。
うまく表現できないけれど、私の中に彩りを与えてくれたような感覚。
ネットの口コミには「暗い」というものもあるけれど、私は全くそんなふうに思わなくて。むしろ私にとっては光のようなエッセイだった。
自分の中で、大切な一冊になりました。
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