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ビットコイン。正体を明かさなかった「サトシ・ナカモト」がおもしろい。

サトシ・ナカモトのおもしろさ

ビットコインの生みの親とも言われている「サトシ・ナカモト」という人物。仮想通貨やブロックチェーンの内容となると必ず出てくる人なのですが、どこの誰なのかもわからないベールに包まれた人物。

どう見ても日本人の名前なのに、日本のメディアは騒いでもいない。世界的な社会現象にまでなっている仮想通貨を世に送り出した人なだけに、疑問を感じざるを得ませんでした。

ビットコインという新たな電子通貨を作り出した経緯があります。金と通貨との交換の歴史や、国家レベルの信用の話などから始まる書籍がほとんどです。


簡単に言うと、

「国の信用が落ちただけで、自分達のお金の価値がなくなるなんてやってられないよ。」

というのが原点であり、

「新しい通貨を作る方法を思いついたから、皆で作ろう」

と提案し、集まったプログラマー達と遊び半分で作ったはいいけれど、お金持ちが運用を始めて事が大きくなり、減滅して姿をくらましたというような内容。

私はこれを読んだ時、なんて面白い人なんだろうと思いました。

海外メディアが後を追ったり、偽サトシ・ナカモトが出てくるのも無理はありません。「こんな凄いことを考えたんだ。一緒にやってみない?」ネット上のコミュニティで目を輝かせながら仲間を募ったのだろうなと想像すると、益々どんな人なのか知りたくなりました。

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