疲れた心に、マカロンふたつ

初任のとき以来にパンクしてボロボロのメソメソになりながらの帰路のことである。

ボロ雑巾の心と体で、ボーッとしながら吸い込まれるようにローソンに入った。
ぼんやり歩いていると、マカロンが最後の一個。

初任の年、こんなふうに疲れ果てたときは決まってコンビニに寄っていた。「ファミマの二色入りのマカロン」が大好きで、「疲れた時はこれを食べる」って決めていたのだ。

あれから何年も経って、初任ばりに落ち込んでいる今日。

ふらり目的もなく入った、普段は行かないローソンに、マカロンが1つ、ひっそりと並んでいた。

私のことを待っててくれてたの？
きっとそうだ、マカロンたち、私を励ますために待っていたに違いない。うんうん

久々に食べたマカロン、とっても甘くて、疲れた心にめちゃくちゃ沁みる。

まだまだ復帰して2週間。
ゆっくりゆっくりやっていこう。

明日も仕事！ふぁいおー！