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【家事初心者・ズボラ主婦でもできる】1分ちょこっと掃除×続ける技術で家事をマネジメントしてみた

こんばんは。猪狩はなです。

Kindle Unlimitedが捗りすぎて、手当たり次第にあれこれ本を読んでいる今日この頃。2021年、諸々含めて60冊を読破。我ながらなかなかいいペースですな。
あれこれ読んで終わりにするのではなく、そろそろアウトプットもして考えをまとめたいなと思い立ち、最近考えたことを少しずつnoteに書いていくことにしました。

今日は家事についての私なりの発見と工夫について。

■家事スキル0からの出発

私はいま、2歳と0歳の産休〜育休中の立場です。4月復帰予定ですが、この3年間はいわゆる「専業主婦」として、家で育児と家事をしていました。
過去の家事経験を少し振り返ってみたいと思います。

結婚するまで
ずっと実家暮らし。お手伝いもせず、家事の分担もなく、母にあれもこれもやってもらっていました。そんな私の家事スキルは、言うまでもなく、zero。

結婚後
毎日仕事に追われ、ほぼ家にいない生活。
そんな私の家事スキルは……(お察し)
アッ!料理は毎日してました!!!

長男の妊娠・出産
産休育休で「専業主婦」として家を切り盛りする生活に。見様見真似で洗濯してみたりもしたけどなかなかうまくいかず、部屋が狭いのをいいことに掃除も最低限。加えての初めての育児で毎日ドッタンバッタン。

え?家事?なにそれ美味しいの?

しかしそんなズボラ主婦の心境にも、ある変化が。
それは、新居への引っ越し!

これにはさすがの私も「おうちを綺麗に使いたい!」「過ごしやすい空間を維持できるようにしたい!」と思うように。
さらに私は4月からは復職し「兼業主婦」になる。家事の効率化は必要不可欠!

結婚5年……
重い腰を上げるときが…来たようだな……(遅い)

家事の基礎基本に関する本を読みつつ、復職に向けたビジネス書も読んでいく中で、私が得た気付き。

「ビジネス書のタスク管理術や時間管理術って、家事にも使えるのでは……」

そうなんです。

「1分のちょこっと掃除」×「続ける技術」で、家事スキル底辺脳内多動系ズボラ主婦でも、家事をこなせるんです!!!

■日々の家事で大切なのは「きれいにすること」ではなく「汚れを溜めない」こと

これってもしかして常識ですか?

家事スキル0の私、これに気付くのに5年かかった。
なんと、2ヶ月前くらいに気付いた。(遅い)

毎日「やるからにはきれいにしないと!」と思っていたから、腰が重かったのだ……

汚れたら拭く!使ったら拭く!
これだけで汚れはサッといなくなってくれる。
だからみんな毎日掃除をするのだ………

5年、かかった…………

はい、まぁ、とにかく、「汚れを溜めない」ためには毎日掃除するといいらしい!と気付きました。少し前進しましたね。

と、ここで、ズボラな私が囁きます。

でも毎日するって大変では?習慣化する前にわすれてしまうかも?最初はよくても、だんだんやらなくなっていってしまうかも……

そこで!ズボラな私を黙らせる!
1分のちょこっと掃除 と、
・続けるためのテクニック
をまとめます。


■「1分のちょこっと掃除」とは?

汚れは時間が経つほど落ちにくくなります。
じゃあどうするか?
鉄則は「使ったらすぐ掃除」です。

毎日の家事の中に「短時間のお掃除タイム」を少しずつ入れることで、
自分の生活サイクルに合わせて、
取り入れやすいタイミングで、
取り入れやすい方法で、
実践できます。

1分のちょこっと掃除
例えば
・シンクの水滴を拭く
・入浴後に水気を足で払う
・朝寝具に空気を通す

お掃除というよりも「習慣」
ちょっとしたケアで掃除が楽になるアイデア。

4分のささっと掃除」もあります。
例えば
・調理後、ガス台を磨く
・たたきのお掃除

汚れを頑固にしないための「予防」の掃除。
私は「ガス台を磨く」も「ちょこっと」としてカウントして、調理後にささっと拭いています。


■「続ける技術」で家事をマネジメントしてみた

こうした「毎日するといいよ!」的な家事を別の動作とセットにしよう!という提案自体はよく見ますが、これってつまり「行動マネジメント」では…?
ここに、より一層「続ける」ためのヒントがあるのでは……?ということで、

① 行動マネジメントの「ABCモデル」

「ABCモデル」とは!

A…先行条件
B…行動
C…結果条件

取りたい行動(=ターゲット行動)の「先行条件」(ターゲット行動が起こる条件)を整えることによって、行動をコントロールできるというものです。


A 寒いなぁと感じる
B 掛け布団を一枚多くかける
C 体が温まる

「洗面台の拭き掃除を毎日する」をターゲット行動にする場合、「歯磨きのとき(A)」に「洗面台を拭く(B)」のように、その場所で取る行動にセットにすることで継続しやすくなります。

例えば、私が具体的に取り入れて継続できているものには以下のようなものがあります。

・料理を鍋から皿に盛り付けたら→コンロをふく
・食洗機にお皿を入れる時に→シンクをふく
・夜寝る前にトイレに入ったら→便器を磨く
(朝一番でもいいけど、私は朝弱いので大抵夜磨く)


② 「メジャーメント」で成果を残す

「メジャーメント」とは、行動がどれだけ増えたどうか、減ったかどうかを「計測・測定」することです。

家事の場合は「やった・やらない」、大きめの家事ならば「時間」の単位での記録もいいかもしれません。

育児頑張った代として500円貯金したり、家事に値段をつけて報酬がもらえるシステムの話も聞いたことがあります。
断捨離中の人が「今日捨てたもの」をSNSにアップしているのも「メジャーメント」と言えるでしょう。

私の場合「バレットジャーナル」による家事の記録が効果的でした。

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毎日の家事を細分化して「今日やること」に書き込み、終わったらチェックをつけていく。

「バレットジャーナル」についてはこちらにも書いています↓

家事は終わりなき戦い。
生きている限り家事は発生し続ける。つら…

自分にあったメジャーメントの方法が見つかると、より一層励みになるかもしれません。


■ 毎日ちょこっとずつ掃除することこそ、最大のズボラ

毎日少しずつ掃除できる人はなんてマメなんだろう。ズボラな私にはできない。とずっと思ってきたけれど、それは思い違いでした(少なくても私にとっては)

・汚れを溜めないからすぐ落ちる。

・「必ずする行動」とワンセットだから習慣化できる。

・見るたびに「汚れてる…」「掃除しないと…」と思い続けるストレスから解放される。


もしかして、毎日少しずつやったほうが楽なのでは……???これって試験勉強と同じ理論では……???試験前だけじゃなくて普段の授業をちゃんと聞いてた方が楽ってやつでは……???

アッ、私、気づいちゃった🤭(遅いんだよなぁ)

もちろんバタバタしていたり、疲れてできなかったり、うっかり忘れてしまったり、もあります。

そういうときは
2日に1回くらいでできてればオッケー!

オッケー!

「家事をしなくても死ぬわけじゃない!」
「子どもを今日も生かしているだけで100点満点!」

オッケー!

「毎日えらい!また明日がんばろう!」

おっ、なんだか自己肯定感まで上がってきそう…?!毎日なんていいから続けられてると、なんだか自信も湧いてくる、かもしれない!私にはまだないですが。笑

■家事スキル0だからこそ、見つめ直せた「家事の基礎基本」

家事ってなんで誰もちゃんと教えてくれないんですか????????

いや、私の場合は実家にいるあいだにちゃんと教わっておけばよかったし、義務教育に「家庭科」という授業もあるわけですが。
「毎日、使いおわったタイミングで洗面台を拭くと綺麗を保てるよ!」なんて誰も教えてくれないと思うんです……これってもしかして、当たり前すぎるんですか……???

みたいな、ゼロスタートの私だからこそ、じゃあ今、今だからこそ、家事の基本について学び直してみようじゃないか!と思えたような気がするのです。

実家で教わったとしても、実母流のやり方な訳で(煮物のお醤油は…だいたい3回しくらい!の世界)。
なんで?どういう理論で?どうしたら効率がいいの?を自分で整理して試すことができたのは、いい機会になったと思います。

というか、同じようなことを前も書いてて、私、一生これ言い続けてるんじゃないか?という気がしてきた。

この記事で書いた「13歳からの自活術」も、気に入っている本の一つ。本書でも「ちょこっと家事」が出てきます。参考文献に書いた「楽ラク掃除の基本」よりも丁寧でわかりやすいので、基礎から徹底的に学びたい人はこちらのほうがおすすめです。

とまぁ、そんなわけで、一人暮らし経験なし、家事スキル0、超初心者の私でも、ちょこっと家事ルーティンを作れました〜!結構続いてます〜!嬉しい嬉しい

私、脳内多動系主婦なので「月曜日はトイレ掃除の日で〜」とかも、やってみたけど忘れてちゃって全然ダメで。もう、いっそ毎日全部少しずつやる!が性に合っておりました。
自分にとってもわかりやすいし、他の家族にもタスクを分割しやすいも思います。

うちの夫にも分担したい。きっとする。きっとできる。みんなで家を磨こう!!!


続く!!!(かも)


※参考文献
・楽ラク掃除の基本ーいま「使える時間」×キレイにしたい「場所」で選ぶ(高橋ゆき、学研プラス (2014/9/2)

・まんがで身につく 続ける技術(石田淳、あさ出版 (2016/4/16)



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