Kindleを2年で6冊出してる女が語る「Kindleを独学で出す」方法これだけ
俺流Kindleの書き方記事をゆるっと書いていくよ。
「書き方」と言っても、ノウハウやハウツーというよりはマインドというか、こうすると書きやすいかも〜みたいな面をまとめていこうかと思います。
というのも、Kindle出版のルールまわりは気づくと変わっている気がしており…
私は少なくても年1以上でKindle出していますが、1年でPDF入稿OKからNGに変わってる!など色々あるのでそのあたりは私以外の、そういうことに詳しい方の最新記事をみていただくのがいいのかなと思ったからです。
本編に入る前に私について軽くお話を。
2022年4月〜非常勤講師しながらライターデビューを果たした、未経験上がりの元教員です。
Kindleを初めて出したのは、2022年3月。ライターになる前になぜか処女作を出すという意味不明なことをしていました。
年に1〜2冊を出版し、現在既刊は6冊。うち1冊はパステルプラネットさんとのコラボ版なので、内容としては5冊あります!
▼既刊Kindleはこちらから見られます
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B0B2W1YDYP
▼5冊目のロードマップ本はコラボ🤝
Kindleのサポートやスクールに入ったことはなく、基本的に全て独学。表紙のデザインなども、2作目と5作目以外は全部自分で作ってます。
そんな来歴もあるので、ノウハウはよそへ!笑
私が強いのは「1人でも、挫けずに最後までKindleを仕上げるメンタル」!!!!笑
Kindle出してみたいけど、挫けて最後まで書けない!どうやって書き進めたらいいの?!みたいな人には少しお役に立てるかもと思います。
さて、では、私も言語化したことない「Kindleの出し方」を一緒に紐解いていきましょ〜!
何言ってるかわかんない部分があったら遠慮なく質問してください!!!
Kindle出すために、まずやること
Kindleを出すためはに、まず絶対にやらないといけないことがあります。それは…
Kindleを出すと決めることです。
いきなり精神論😇
いやそんなん当たり前やろ!と思う人もいるかもですが、大事です。出すと決めてください。いま!ここで!(怪しい情報商材屋さんみが出てくるのでこの辺でやめます笑)
繰り返しになりますが、「まずはAmazonのアカウントを作りましょう」みたいなのが知りたい人はハウツー記事検索してそちらへ移動してください。
タスクをこなみじんにしよう
タイミングどこでもOKですが、一度「Kindle出すまでに必要なタスク」を全部上げておくと、挫けにくくなると思います。
このとき、タスクはなるべく「こなみじん」にしてください。
1日に5分でできること以上のサイズにしないで。「テーマを決める」って書かずに「テーマ何にするか考えてみる」「テーマ案を5個出す」とか……。「1章を書き終える」ではなくて、「1章の中の◯◯を書き終える」とか……。
隙間時間でも取り組みやすいサイズにしておくと、進捗もわかりやすいので、のちのちの自分が救われます。執筆スケジュールを週ごと、月ごとに設定する場合にも役立ちますよ。
テーマを決めよう
書くと決めたら、次は「なにについて書くか」ですが、私の場合は3パターンあります。
①先にテーマを考える
3作目「読書感想文虎の巻」は、先にテーマを考えました。
ココナラで作文添削サービスを出したときに、周りの競合サービスをいろいろ調べたんですね。そうしたら「代行します!」が多い多い。
代行!してほしくない!
自分で!書いてほしい!
でも私も感想文泣きながら書いてたし、気持ちはわかる……。昔の私が喜ぶ本を作ろう!という願いのもと、書き始めました。
ゼロから原稿書き始めたし、非常勤講師しながらライターしてた時期だったので結構大変でした。「夏休み始まる前までに子どもたちに届けたい」ということだけを信念にして書き切った思い出があります。
②あとからテーマを決める
特に1冊目と2冊目あたりはこれです。
noteが趣味みたいなところがあるので、どこかしらに何かしら書いてるんですよね。ある程度一つのテーマについての記事が溜まってきたら、「これまとめたらKindleになるな〜!出そ!」ってなるパターンです。原稿がすでにある状態からスタートするので、心理的ハードルが激下がりです。
③テーマを探しながら書く
②を逆手にとる方法もあります。
「このテーマについて、Kindle出してみたいかも🥺」と、仮に思ってるものがあるとしたら、それについてnoteの記事を書くことです。
4・5冊目のロードマップ本は、この方法でテーマを決めました。
スモールステップでKindleの原稿を書いていることにもなるし、なにより最大のメリットは
読み手のリアクションがわかること!
スキがたくさんもらえる!
評判がいい!
コメントをもらったぞ!
などなど。
がんばってたくさん書いてKindle出したのに、読み手にとって全く需要なかったら悲しいじゃないですか……。ジャブを打って様子をみられるのは大きなポイントだと思ってます!
無料で公開したものをまとめてKindleにしてもいいの?
こう書くと「のちのち有料のKindleにまとめる内容なのに、無料で公開してしまうのはちょっと…」「買ってもらう人に申し訳ない」「有料級の情報なのに勿体無い!無料で出したくない!」と、思う方もいるかもしれません。
大丈夫です!
いまは情報が溢れている時代。無料で出しているものを「1冊にまとめて読める」というだけで、価値があります。それに、本にまとめるにあたってはきっと加筆修正もしますよね。十分プラスになると思います。
また、無料で出すの勿体無い!とつい思ってしまう人におすすめなのは、有料記事や有料マガジンにすることです。途中まで読めるようにしておけば、リアクションを得られるメリットも生きます。
「有料記事◯記事分の情報が入ったKindleが◯円!記事を全部買うよりも、Kindleを買った方がお得だよ」とアピールすることもできますね。
このテーマでいいのかな?💦と思って作業スタートできないという人は、まずは1記事、とにかく書いてみよう!
Kindleの表紙をつくる
なんとなくこんな感じの本にしよ!と決めたら、なんとなく表紙のビジュアルも考えて、なんとなくタイトルも決めて、Canvaで先に作っています。
絶対作った方がいいんでしょうけど、企画書みたいなものは作らないで作業スタートしています、絶対作った方がいいのはわかってるですけども(さすがに最新作は、ある程度テキストでも企画書作りました笑)
この表紙作りが、コンセプトや企画を自分の中でアウトプットして固める作業にあたる気がします。
タイプにもよると思うのですが、私の場合はこういう本出したいな〜!って思ったら、ビジュアルが先に浮かぶんです……。ということは、タイトルもそのビジュアルに合わせないといけないから、なんとなく決めないとですよね。
キャッチコピーは?
どんなフォントにする?
帯には何を書く?
誰に向けて書く?
特典はなにをつける?つけない?
そうやって、頭の中のイメージ図を吐き出して、形にしていきます。
例えば、3作目「読書感想文虎の巻」
最初別に虎の巻にする気はなかったのですが、表紙を作ってたら「巻物みたいにしたらかっこいいかも!」「忍者の秘術したいにまとめたら楽しく学べるのでは?!」とアイデアが湧いてきました。
書き始める前は、表紙にはフリー素材の忍者がいたのですが、せっかくだし「はな忍者」がいいかも。中の挿絵や資料にも載せたいなぁと思って「忍者のはなちゃん」イラストを外注。コンセプトがしっかり一貫した本に出来たと思います。
だから逆に、表紙作らないと書き始められない=表紙を外注するのが超苦手です…。
2冊目だけは、先に表紙を外注して描いてもらってます。
こちらについては、先にほぼ原稿が揃ってたので、原稿の要約みたいなものをイラストレーターさんに送って「こういう本を作りたいから、表紙を描いてほしい」と依頼できました。
ふだんは原稿書き始めるのとコンセプト決めるのといろいろ同時並行で頭の中にあるので、「いつ外注しよう?!」と悩んでる間に表紙ができています。でももう、ほんと、次は外注したい(と、ずっと言ってる)
いわゆる企画書をかっちり書いたほうがスタートしやすい!という人は、もちろんそのほうがいいかもしれません。が、「企画作らないと〜」と思っている間に1週間経ってましたみたいなタイプの人は、鉛筆でざざざ!ってレイアウト書くだけでもいいので、表紙をデザインしてみるのはおすすめです。
表紙を先に作るメリット
仮でもなんでもいいから、先に表紙を作ることには実はメリットもあります。
「引き下がりにくくなる」ことです。
え、表紙があるのに、諦めるの?せっかく表紙つくったんだし、最後まで書こうかな……みたいになる、かもしれない。ならないかもしれないけど笑
6冊目のKindleのときは、表紙どっちがいいですか?って、フォロワーさんにアンケートを取りました。
これによって、完ッッッ全に、引き下がれなくなりました。出さねば…!!!!!!ってなりましたね。あはは
タイトルもキャッチもいつでも直せるので、気楽にラフを作っておきましょ〜
Kindleの構成を作ってはならない
さて、いよいよ原稿を書きます。
え?構成作らないのかって???
「構成を作らないと…!!!」
「目次を作ってから書かないと…!!!」
と思ってるあいだに1週間経ってた人いません???
怒らないから、言ってごらん???
(先生とか親って、怒らないから言いなさいって言った後たいてい怒りますよね)
まぁ、これもさっきと同じなんですけど、構成がささっと作れます!構成がないと気持ち悪くて夜しか眠れません!1週間も放置?どうかしてますね!ってタイプの人はもうそれでいいです。というかたぶんそういう人はこの記事ここまで読んでないですよね……わかんないけど……。
構成なんてあったほうがいいに決まってるじゃないですか。でも、ちゃんと作らないと!って思ったら、ハードル爆上がりじゃないですか。
だから、もういいです。
とりあえず、書きたいところから書いちゃいましょ〜!
これは「noteの記事としてアップしたものをまとめるといいよ!」という話ともリンクします。
どこから書いてもいいよ!ってなって書いた記事って、おそらくですけど、自分にとって書きやすいトピックか、熱いトピックですよね。それって、言いたいことや伝えたいことがたぶん一番乗ると思うんです。
「構成作れない」で止まってるくらいなら、そういう記事をいくつか先に作ってしまうこと!
そこから、「このトピックをメインに持ってきたいから、こういう導線が必要だな」だとか「この話をするためには、前段としてこの説明をしておかないといけないな」というのが、見えてくる。はず!笑
「この話は入れたい」がいくつか出てきたら、じゃあどういう目次にしたら伝わりやすいかな〜を考えたらいい。で、最初に書いた記事がやっぱ違うなってなったら修正してもいいし、さようならしてもいいし、書き直してもいいんです。
構成作らないは、だから嘘ですごめんなさい。
構成作れなくて困ってる人は、あとから構成作ることにしちゃうといいよって話でした。
まぁ、試してみてください。
そろそろ気づいた人もいるかもしれないけど、「言い訳してないで手を動かせ」ということを別の言い方でずっと書いています()
誰かに見てもらう日を決めろ
書きやすいところから書いてくと、だいたい書きにくいところが余って、めんどくさくなります。
書いてて楽しいところとか、執筆スタートして最初のノリノリの頃とかは、いいんですよ別に……
目次の穴埋めしないといけなくなってくると、離脱の匂いがしてきます。だってめんどくさいもん。1人で作業してたら、誰かに怒られるわけでもないし、なんなら別に出版しなくてもなにも問題ないじゃないですか。Kindle出したからって人生が変わるわけでもなし……。目の前の仕事や睡眠のがキラキラ輝いて見えますよね。
そういう時の私の対策がいくつかあります。
①出版する日を決める
②作業する時間を固定する
③誰かに読んでもらう日を決める
①出版する日を決める
よくあるやつですが、出版日を固定する!です。SNSなどで「◯日にだします!」と宣言するとかもありですよね。私は過程を晒すのが苦手なのであまりしませんが…。具体の日付まで入れずとも「5月までに」とかでもありかと思います。
②作業する時間を固定する
毎日この時間はとにかくKindleのことする、とブロックする。私は朝活とかできないタイプの人間なので、お風呂の湯船で原稿作ってましたwww ◯◯するときはKindleの時間、くらいまで縛る(他の行動とセットにする)と効果あると思います。
とはいえ、①も②も結局自分次第です。
「まぁいっか」「今日は疲れたからいいや」となってしまったら、別にそのことで迷惑をかける人はいない。自分があとから「またできなかった…」と思うだけです。
そこで、③です。
③誰かに読んでもらう日を決める
私の原稿は、必ず夫に1回読んでもらってます。
どんな形でもいいので、「誰かを噛ます」ことで、「私だけの問題」ではなくすことです。
私は表紙の外注はしていませんが、表紙をデザイナーさんに◯日に発注するから、それまでに原稿をこれくらい送れるようにしておこう…みたいなのもありだと思う。
誰も読んでくれる人がいないんだが…という場合、もしよかったら私に送る日を決めてください!その日に向けて毎日めっちゃメッセージ送りますね!!!(誰)
寝るな。諦めるな。
はい、精神論きた〜
間違ってるかも💦
こんなの出して、笑われるかも…💦
大丈夫!!!
Kindleはいつでも直せます。
取り下げることもできます。
いまどれだけ苦しくても
出してしまったら、解放されます。
さあ、楽になるのです。
またはですね、原稿がやっっっっっっとできた!と思っても、それを入稿するにあたって、なかなかうまくいかなかったり、著者の名前と自己紹介入れろと言われたり、本の紹介文を入れろと言われたりして、「今日出せると思ったのに全然進まんのだが!」となる方もいます。私なんですけど……。
諦めないで!(真矢みき)
エラーで弾かれる沼にハマってしまったら、体力と時間に余裕があるならば、もう終わるまでは寝ないことですね()
出すったら出す。
私でわかることであれば、メッセージいただけたらお答えします!でもたぶん、大抵のことはググれば解決できると思われます。ここまで原稿書いてきたあなたならできます。ご褒美用意して乗り切りましょ…!
「できました!」てメッセージしていただいてももちろん大歓迎です🙌ほめほめ〜
お疲れ様でした
俺流Kindleの出し方、以上になります。
気合い伝わりました??笑
頑張った結果が形になるのが好きなので、1人でコツコツやっとります。
Kindle作ってる間はしんどいこともあるけど、しばらくすると忘れ去って「またKindle出そう〜」となるんだから、怖いです。出産みたいですほんと。産みの苦しみってやつですね。
もっと詳しく知りたいなという方がもしいたら、ご質問などいただけたらと思います。
それでは、ごきげんよう。
※過去作リンク
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