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#7 こんな世の中で生きていくしかないなら 著者:りゅうちぇる
諦める、割り切る、逃げる、戦わない。そして、期待しないこと。
本書を読むにあたって、まずは、この世の中のことを、「諦めて」「割り切って」「期待しない」こと。そこの心にして読み進めていってほしい。
このnoteでは、21歳の私が心に残った言葉と共にそこから学んだことをまとめています。
「あなたを守ってくれないこんな世の中で、いつの間にか自分を大切にできなくなることだってある」
前提に、この世の中に期待をしないこと。具体的には、「今のこの世の中に自分を幸せにしてもらおうと思う」こと。この世の中では、自分は自分で機嫌を取り、満たしていかなければならない。
そのために、第一ステップは、「自分を甘やかす」こと。1日の終わりに、ネガティブなことばかり思い浮かべてしまいますよね。でも、思ってるだけで過去は変えようがないと「割り切って」しまいましょう。「それでもいいの」「そんな自分もあっていい」と。
このように、自分を愛すことができれば相手のことも愛すことができるようになってゆくのです。
「死ぬまで”自分らしさ”なんてわからない」
”自分らしさ”っていう考えなんていらないと感じた。それよりも、「自分がどう生きたいのか」「自分は何が好きなのか」。この視点を大切にしていくことで、気づけば、自分色が染み出てくるのだと思う。
「”普通”という言葉は、場合によっては、人を傷つける言葉」
人は、目の前に起きた出来事を理解していくために「型」を作ろうとする。また、「型」に入ることで自分の居場所を見つけ、安心することもできる。しかし、「そのカテゴリーの中にいる人たちは、それぞれ違いを持っている」ことを心にと止めておくこと。自分の中にある”普通”の概念を相手に押し付けてしまわないように。世の中は、自分と違う考えを持っている人しかいないのだから、相手のことを「理解できなくても、認めること」。それなら、できるのだと思う。
「最初から”運命の人”なんていない。”運命の人”なる努力をするかどうか」
私には、お付き合いをしている彼がいる。彼は、私にとって運命の人であるのか、彼にとって、私は運命の人であるのかなんてわからない。でも、将来は、彼と人生を共にしていきたいと思っている。そのために、私は、彼の運命の人になるための努力をしていきたいと思う。
彼は、所詮他人だ。この視点は常に持っておかなくてはならない。自分の軸と彼の軸は違うのだから、お互い尊重し合わなくてはならない。その軸が同じになることはない。
りゅうちぇは結婚について、「結婚って、好きな所を数えて結婚するよりも、嫌いなところを数えてそれでも大丈夫な人と結婚するうまくいくんじゃないかなって思う」と考えている。日々は、非現実の繰り返しではない。毎日、高級レストランにデートに行けないし、毎日水族館に行けるわけでもない。だから、日々、何気ないものを彼と歩むことができることが大切だと学んだ。
「人の失敗を見すぎたせいで自分が何が好きなのかさえわからなくなっている」
今の世の中は、メディアの発達により、テレビやSNSなどで様々な情報が目に入る。だからこそ、自分自身を見失いやすい。自分が本当に好きなことは何か。何をやりたいのか。他人の視線を感じ自分の考えを変えてしまっていませんか?他者の失敗を見て、諦めていませんか?
この世の中には、「レールなんてないから、やり方が分からなくて当然」なのです。まずは、やってみること。学校でさえ、世の中の何万個もある選択肢の1つでしかない。
また、失敗は死ぬまで付きもの。年齢なんて関係ない。一生、人間である限り、学び続ける姿勢も大切だと思う。世間では、20代までにたくさん恋愛して、挑戦して、失敗しときなさいって言われる。でも、私は、30歳、40歳でも挑戦し続けたいし、そのたびに失敗もするだろう。この繰り返しで、自分の少しでも気持ちのいい方向へ向かっていきたい。
まとめ
著者であるりゅうちぇは、私が中学生のころからTVでよく見ていた。しかし、本書を読み進めると、りゅうちぇが遠い存在ではなく、人生の先輩としてのアドバイスをいただいてるように感じた。だからこそ、心に響くし残る。りゅうちぇより年下の方は、人生の先輩としての意見、年上の方は、自分と違う視点を持っている人の意見として、ぜひ読んでみてください。
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