次世代との付き合い方

10月後半から約1ヶ月半短期派遣で働いた
その仕事はとあるプロジェクトを派遣会社が受託して
行っているのだけれど、そのリーダー的なポジション
の派遣会社の社員さんが見たところ20代〜30代前半
だった

対して派遣社員の年齢層はというと時折若い人はいる
ものの基本的に30代後半から60代近くまでと幅広かった

もちろんその仕事の内容のやり方が新たなプロジェクト
だったこともあってやり方が定まっていないのもあった
のだけれど、それにしても効率や一般的な会社ではまぁ
ないだろうなということが多々あった

そして働いている派遣の方々は一通り社会人経験も育児
経験もある方々だからこそ、もっとこうしたらいいのに
とかこういうやり方の方が効率がいいのにとか改善案が
でるわでるわ

たしかに、わかるわかるそうですよねって思った反面、
仕事の上司はあくまでその若いリーダーであって、方針
ややり方、やって欲しいことを指示どおりにするのが
私達に求められていること
若い人が多く働く企業で30代後半以降なかなか求人に
応募しても受からなくなってくるのは上手く使えれば
仕事がスムーズにいくけれど、ある意味これはこうした
方がいいとかいままではこうやっていたとか経験から
くる凝り固まった考え方や頑なさがあって使いにくい
と思われるんだろうなと思った

いつの間にかこういった仕事の場面だけではなく、
カフェやお店などもだんだんと自分より若い人に接客
されることが普通になってきた
カフェやお店でなんか違うなと思ったら何も言わずに
そこに行かなくなるだけのことだけれど、それが家の
ことだったから久しぶりに怒ってしまった

2019年12月にリフォームしたいなと思いながらも
自分自身がこのままずっと実家にいるのか迷っていた
部分もあって先延ばしになっていたけれどようやく8月
の末に年内にやるなら見積もりだけでもさっさと取ろう
という話になって動き出した

11月にできれば工事をしたかったので以前から何度も
担当してもらっていた地元ではそこそこ大きい店舗の
たくさんあるリフォーム会社の店長さんに今回もお願い
しようと思っていたのだけれど、受付センターに確認
するとその方は転勤になっていた
なので新しい店長さんを担当にしてくださいとお願い
したものの、それがうまく伝わっていなかったようで
担当になったのは若い男性だった

初めは人当たりも良いしと思っていたのだけれど連絡
やレスポンス、こちらの意図を汲み取っていない返答
やアポに遅れてきたり、訊いたことを調べてないなど
頼りないというか任せられないと思うことが多々あった
挙げ句の果てには働く都合もあるので、工期をはっきり
させたいのと年内に工事を終わらせたいと言っていて
話を進めていたのにできるといっておいて蓋を開けて
みると職人さんが埋まっていてできずはじめの予定が
どんどん遅くなっていく

そして、店長付帯の再度の現場調査が必要だという
今までの時間は一体なんだったのか?一人で判断が
できないのであれば初回からついてくるべきではないか

あまりにもおかしいなと思い、何年目かと訊くとまさか
の新卒(1年経ってないやん!!)
正直それは無理だと思った、普通の仕事でも難しいのに
お客さんの意向や家の状態などもともと人の要望を
くみとり先回りして考えたり提案できる余程のセンスが
あれば別だけれど、経験が大きくものをいう仕事だと思う
家族からはすぐに担当を変えてもらったらと言われて
いたけれど、悪い人ではないしと我慢していたのだけど
それを訊いた途端についに堪忍袋の緒が切れてしまった

サポートも挨拶もなしの店長、何十万から百万単位の物
を売っていてあたる担当者によってクオリティーが違う
のはおかしいと

サポートはしていたようだけれど、工事内容の確認や
見積もりのみで基本は担当者に任せていてあまり干渉
しすぎないスタイルで指導しているとのことだった
確かに今の時代ちょっと注意したらパワハラと言われる
時代なのでわからなくもないけれど、工事の内容などは
経験や話を訊いて実際に施工する大工さんの話を覚えて
いけばいいのだと思う

でも相手の話をきくポイントや調整や提案の仕方など
お客さんの要望を正確に把握してできるかできないかを
判断してきちんと対応すること、これが一番大事なのだ
と思う

確かに教えたからといってできないかもしれないけど、
それならばできるようになるまではきっちりとサポート
したり覚えさせたりする必要があると思った
結局、思っていることや不満をはっきり言って店長が
サポートにつくことになって工事の見通しも経った

でもふと思ったのだ
これって私が見えすぎていたり、気付きすぎなのか?と
自分の性格のなかで多分人より色々なことに気付いて
しまって普段から必要以上に気を回してしまう
なのである意味もれがなかったり、抜け目がないのを
褒められたりすることも多いけれど、たまに自分でも
too muchになりすぎているのかわからなくなって
自分で自分がしんどくなってしまうことがあるのだ

学校や会社で真面目にきっちりとこうするのが正しい
とかお客様第一主義とかべき論で教育された昭和の
(土の)時代で育ってきた世代と平成以降に育った世代
は価値観自体が違うんだろうなと思うと自分たちがこう
あるべきとかこうするのが普通と思っているものって
ただ自分の意見を押し付けているだけなのかなと思って
しまったり

もうリーダー的ポジションで組織で働くことはないと
思うけれど、もし今も会社勤めをしていてリーダー的な
ポジションにいたら果たして自分はうまく若い世代と
付き合えていけたのだろうかと思う

そういう人に教えることが嫌だと思い、組織で働くこと
をやめたはずなのに、案外今度はお客さん側として関わる
ことがあるんだなと思うと自分自身ももっと柔軟に変化
していかないといけないのかなと思ったけれど、実際に
リフォームは失敗されたらお金も建物自体も取り返しが
簡単にはつかないので嫌だと思われても要望やこうして
欲しいを真摯に伝えて理解してもらうしかない

こういうところでもコミュニケーション能力の試練を
与えられているような気がする

これからの風の時代物を売る、買うという行為において
コミュニケーションや価値観はどんな風に変わっていく
のだろう、楽しみでもあり少し怖くもあるなと思う


この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

はじめまして!じぶんのスキ♡やステキ♡なものをたくさん経験してみなさんに伝えていけたらと思います!そんな経験をたくさんするためにサポートしていただけたら感謝です!こちらもみてください♡⇨ https://linktr.ee/hanalog.by.naoco