旅行記、それとも旅日記?:3月9日
画像:インドネシア、マルク州アンボン
先日、「夫婦バックパッカー一年間海外旅行記4:日本、ベトナム編」をKindleから出版しました。ーーーと、まずは、宣伝。
旅行記がやっとベトナムまで追いついたところで、次は大作ラオス編が待ち構えています。
そのあとにやっとインドネシア編がきて、現在に追いつくわけですが、インドネシア編としてnoteに投稿している文章は、旅行記というより旅日記ですね。と、あらためて自分で認識しました。
旅行記というジャンルは、出版業界において売れるジャンルではないと思うのですが、旅行好きなコアなファンがついています。(…正直私も他人の旅行記はあまり読まないんですけどね)
他の国ではガツガツ精力的に観光してきた私たちも、インドネシアでは一つの場所にとどまってまったり過ごすことが増えました。そうなると、旅行記というより旅の日記としてしか書きようがない。一方で、書きたいことはあふれてきます。
ただし、Kindle本として出版する場合、半分エッセイっぽい日記は、果たして需要があるのかしら、とも考えてしまうのです。とはいえ、以前に書いたインドネシア旅行記も旅行エッセイっぽくなってしまっています。いずれにせよ、自分の書きたいことを書きたいふうに書いているのであって、「こんなふうに書いたほうが売れるから」なんてことは考えていないのですが。だから、こんな戯言をここに書いたとして、たいした意味はありません。
ーーー最後にちょこっとだけ、旅日記みたいなことを覚え書きしておきます。
今日は夜の船でバンダネイラという街に行きます。明日の朝到着予定で、明日はバンダネイラに宿泊。5年前に行ったハッタ島に行こうと思って、以前に泊まったゲストハウスのオーナーに電話したら、土曜にバンダネイラまで出るといいます。それでたぶんいっしょにボートに乗ってハッタまで行くことになるでしょう。
私はシュノーケリングができない人でした。だから普通のゴーグルをつけて海で泳ぐだけだったんですが、ラジャアンパットでゴーグルが壊れまして。仕方なくシュノーケリングマスクをつけて泳いでいるうちにシュノーケリングできるようになってたのです。
そうなると足ひれ(フィン)が欲しくなって、アンボンでだいぶ探しました。こっちの人はシュノーケリングマスクと同じタイプのゴーグルをつけて(つまり、鼻もカバーするやつ)素潜りで魚を取るため、魚釣り道具屋さんにフィンが売られています。でも、アンボンでは、シュノーケリングマスクはあってもフィンを扱っているお店がないのです。きっとフィンは贅沢品なのでしょう。諦めかけたころ、散歩中に釣り竿を置いている店が目に入り、ダメモトで聞いてみました。すると、うちにはないが斜向かいの店にある、と教えてくれて無事購入できました。かさばるので面倒ですが、ハッタ島にはストーンフィッシュという有毒魚がいると、ラジャアンパットで出会ったオーストリア人がいってて(5年前は全然気にしてなかったけど)、素足よりも保護靴かフィンがある方がいいと考えていたのです。ともかく、購入できてよかった。かなりかさばってますが…(しつこい)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?