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読書ゼロだった私が、毎日読書にハマったワケ

突然ですが、月に何冊本を読みますか?

私が直近一ヶ月で読んだ本は約20冊(最近多め)。10ヶ月前から続けている読書記録は80冊を超えています。しかし小学校卒業~大学3年までの9年間、読んだ本は0冊でした。ごくまれに学業目的の専門書を必要な所だけ読むのみ。

そんな私がなぜ読書にはまったのか?

今、読書を敬遠している人にこそ、読んでほしい理由があります。

ということで今回は、私が感じた読書のメリットについて書いていきます。

本は実体験と空想のあいだ

まず、本の一番の魅力と言えば、まず挙げられるのが「違う世界」に飛び込めるということ。

仕事や学校で嫌なことがあると、ついつい考え事が頭から離れない。

そんなとき、考え事に使う”頭”を、本の中の別世界に持っていくのが一番。そして驚いたことに、逃げた先の小説に悩みの答えが書かれていることがあるんです。

しんどい時にこそ、運命の本に出会えます。私は課外活動と学業の両立に挫折した時、「なんにもないんなら、一回、全部なくしたらええんやって」という考え方に出会って救われました。(千早茜さんの「男ともだち」より。私にとって運命の一冊。)

ゼロリスクの挑戦ができる

読書では、どんな世界へも行ってみることができます。コロナ渦だけど飲み会に行けるし、海外にだって行ける。犯罪に巻き込まれても安全だし、不倫しても咎められない。(ちょっと例が過激)

ちょっと例が過激になりましたが、これらの行動はも読書ならゼロリスク。また途中でやめることも自由。”失敗は成功の元”を簡単に実践できます。

好き勝手にしても迷惑をかけない

読書は、自分の直感に従う最も簡単な素材。

本を”買ったから” ”借りたから”といって全部読む義務はないし、本の内容に対してどんな批判的意見を持ってもいい。(それを外に出すかは別として)また専門書に関しても、買ってはいけないものはない。

工学部の学生がいきなり文学部の研究室に行くとかなり迷惑だろうけど、本を読むだけなら迷惑はかからない。

そのような意味で、読書には無限の自由があります。

自分のペースで進められる

私は何事に対してもスピード感がない(良く言えば慎重な)ので、映画だと本質を理解しきれないことがある。そのくせドラマだったら続きが気になって「来週まで待てないっ!」とうずうずしたり。

映画やドラマにもそれぞれの良さがあるし、もちろん見るけれど、一番性に合ってるなと思うのは本だと思う。

なぜなら本はマイペースに進むからだ。本なら、よくわからない言葉があれば調べられるし、素敵な一言があったら何回も読める。

自分のペースで進めたり止まったりできるので、満足行くまで物語を楽しむことが出来るのです。

疲労最小限のインプット媒体は紙

度重なるオンライン授業やプログラミングによってスクリーンタイムが減らせない毎日。疲労困憊の中、たとえ娯楽のためとはいえ画面を見ることは無理難題である。そこで、画面を見ずに娯楽をインプットする方法は、読書。

もちろん、何もしない時間も必要ですが、やる気が出ないときや気分が落ち込んだとき、私はスマホを取り出す代わりに本を開くようにしています。

私の読書ルール:読みっぱなしにしない

最後に、マイルールを少しご紹介。

ちなみに私は本は基本的に図書館派。返却期限があれば読むペースを自然とつかめるし、新たなジャンルにも挑戦しやすい。そのため、図書館になかったり、予約が殺到している時に読みたい衝動を感じたら購入している。

そしてその上で気を付けているのが、「読みっぱなしにしない」ということ。心に残った一行や、ここはこの本のハイライトだなと思う場所は必ずメモするようにしている。

順番としては、まず日記帳に一言と感じたことを殴り書きし、ネタバレになるものは省きながら短い文章を作る。その後インスタグラムにアップ。というのが半年の読書記録でたどり着いた私の流れ。

これは簡潔に物事をアウトプットする練習になっています。

まとめ

この記事を読んで、少しばかり読書の魅力を感じていただけたでしょうか。

読書へ苦手意識がある方も、まずは一度本屋へ行ってみて、目についたものを手に取ってみてください。お財布のヒモが堅ければ、図書館で探してみるのもオススメ。

ちなみに、もっと読書の魅力を説得してほしい!読み方が知りたい!という方にはこちらの本もオススメです。

読むまではしんどいかもしれませんが、世界には、案外”引き込まれる運命の一冊”が存在しているものです。

P.S.本は空想以上、実体験未満

「まとめといてまだあるんかい!」と思ったあなた。最後に本を読むだけで満足しないでほしいということも紹介させてください。

以前読んだブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」というノンフィクションで心に残っているところがあります。それは、「エンパシーとは、誰かの靴を履いてみること」という息子さんの一言。

これにならうと、読書は「他人の靴の素材や形」という情報を得ることに過ぎない。その情報から履き心地を推測することはできても、実際に履いた時に抱く感情は確かめられない。

そういうと読書を見くびっているのか!と言われそうだが、そうではなくて。読書は「誰かの靴を履くこと」の準備段階に過ぎない。

だからこそ、本を読むことだけに満足せず、得た知識を参考に調べものや実体験に移す姿勢を持っていけるのが理想だと感じます。(今の世の中では難しいですが、可能な限りやっていきたい)

ちなみに本はこちら。

私の運命の本も、ご紹介。


この記事を見た皆様に、素敵な本との出会いがありますように。

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